農業体験vol.2は白菜とキャベツの苗植えです。
前回は、農業体験vol.1 子供と農業体験 サツマイモ掘りの記事を書きました。
まだ読んでいない方はこちらから。
子供と農業体験に行ってみた! vol.1 サツマイモ掘りから芋に彫刻アート
農業体験Vol.2の白菜とキャベツの苗植えは、白菜やキャベツに限らず、畑をどのように耕して、苗を植えていくかの一連の段取りを写真とともに図解していきます。
美味しい野菜の収穫も、最初の準備がとても大切だという事を学べます。
KUROKO
しかし、なれない畑仕事をたまにやると恐ろしく筋肉痛になります。。
定期的にお手伝いするのがいいわね!笑
しろこ
本格 農業体験 白菜とキャベツの苗
今回植える苗は、白菜とキャベツです。
キャベツは若干季節外れですが、問題ない様です。
左が白菜の苗、右がキャベツの苗。
これは、ポットに種を植えて、育てたものです。
一つのポットに2〜3つほど入っていて、3つある場合は、大きい2つを選ぶとのこと。
農業体験 畑の準備
まずは、畑の準備です。
この工程が、全体作業の7割くらい占めている様な気がします。。
いやぁ、準備って大切!
と思わせるほど長いです。。
まずは、最初の畑をみてみましょう。
まっさらな土の状態です。
ここに白菜とキャベツを植えて行きます。
ちなみに右側に見えるのはジャガイモです。
では、準備の段取りをタイムラインでお届けします!
まずはくわを使って土を耕して行きます。
脇の土をくわで耕し、土を真ん中に載せて行きます。
雨上がりでかなり土が硬い。。
くわの使い方も結構むずかしいです。。
土手という表現が適切かはわかりませんが、耕した土を真ん中に集めて、土手のような盛り上がりを作ります。
ここに、白菜を植えることになります。
くわを使って左右から耕した土を平らに並べていきます。
土を盛り上げたら、筒の様な道具で、土手を平らにしていきます。
クッキーなどを作るときに生地を平にしていきますが、そんな感じの要領です。
これまた、くわに劣らず、腰と足にきます。。。
土手の上に黒いビニールを敷きます。
このビニール、保湿や、雑草の繁殖などを防ぐ役割があるそうです。
黒いビニールの周りに土を盛って飛ばない様にします。
そうです。くわです。
また、これで掘るのかーー。という心の声。。
ちなみに写真左がおやじの仕事。
写真右がわたしの仕事。
見た目は悪いが、機能はしている。
という名言をいただきました。。。
黒いビニールに苗を植える穴を開けていきます。
穴を空ける専用の道具がありました!!
水は、想像以上に大量に入れます。
一度水をいれたら、スコップで少し掘って、もう一度水を入れていきます。
これで苗を植えやすくするとのこと。
これでようやく準備が終了。
1時間以上かかっていたでしょうか。。。
農業体験 白菜とキャベツの苗を植える
ようやく畑の準備が整いました!
ここからいよいよ苗を植えていきます。
ポットから苗を取り出します。
一つのポットに2つ〜3つほど苗が入っているので、大きな苗2つを選びます。
一つの苗を、一つの穴に植えていきます。
植えかたは、穴を掘って、自立する様に植えること。
結構土が軟らかくて、きれいに自立させるのが難しかったりします。。
だいぶ汚く見えますが、下記が成功例です。
苗植えはあっという間!10分もかかりません!!
植えた苗に水を周りからかけていきます。
そして、虫が発生しないように薬もまいておきます。
苗植えは結構な量の水を必要とするのだなと。。
農業体験 仕上げ 虫除けネットをかける
以上終了!と思いきや、最後の仕事があります。。
虫除けの網を張ります。
お気づきでしょうか?
このネットも左右から飛ばない様に土をかけます。
最後の最後でまた「くわ仕事」。。
これで全部終了です!!
まとめ 農業体験して考えたこと
苗植えと簡単に考えていましたが、準備にとても時間をかけて、
また、かなりの重労働でした。
さつまいも掘りをしましたが、収穫する方がとても簡単!
また、この作物の作り方は、過去の知恵の蓄積でできているのだと感じました。
ビニールを活用して雑草や保湿などを実現できたのは、近代以降だと思います。
また、苗植えの際に大量の水が必要となりますが、これはホースのある現在ではだいぶ楽になっていますが、昔は大変だったに違いないと思います。
現代では、IoTなどによりさらに最新のテクノロジーを活用して、より高品質で効率的な農業が実現されていますが、一次産業という古い産業においても、テクノロジーの進歩による恩恵は偉大だと実感します。
最後に、ものすごい筋肉痛が襲ってきましたが、定期的にこの作業をするのは、心身ともにリセットされて気持ちいいなと思います!