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どう使う?コロナ対策で支給される給付金10万円 -受け取らないのが絶対にダメな理由

10万円給付金の使い方

こんにちは。kurokoです。

新型コロナウィルスによる自粛の中、経済活性化対策として、政府は一人10万円を支給する対策の実施を決めましました。
本日はこの10万円の使い方について考えて見たいと思います。

 

まず初めに、新型コロナ渦が猛威を振るう中、

医療に従事させれているみなさま、
行政に従事されているみなさま、
物流に従事されているみなさま、
その他、ライフラインを保つために従事されているみなさま

本当にありがとうございます。
くれぐれも無理ないようにお仕事頑張っていただければと思います。

 

 

10万円を受け取るべきという理由(10万円受け取るなという意見への反論)

一部、富裕層や職が今まで通りにある人、国会議員や公務員は、
この10万円を受け取るべきではないという意見があります。

例えば、橋下徹氏は国会議員や公務員は受け取らないほうがいいと主張されています。

 

 

私は、これは間違いだと思います。
全員もらうべきです。

繰り返します。

全員10万円はもらうべきです。

そして、大切なのは使い方です。
とにかく直ちに使う事が重要です。

・コロナで生活が苦しくなった方は、必要な部分に使えばいいと思います。
・コロナ前とそれほど変わらない方は、コロナで厳しくなっている業種にお金が流れるように使うべきです。
・最も悪なのは、タンス預金です。
・余裕がある方がなるべく避けるべきは、すでにお金が集まりすぎているところへの追加の出費です。(ネットフリックス系、amazonなどのEC系、スーパー系)

 

というのも、経済の大原則は、お金が回る事だからです。

少し例示して考えて見ましょう。

 

私は、会社からお給料をいただきます。
そのお給料で、飲食店で1万円使います。
飲食店は売上から従業員にお給料を払います。
従業員はお給料からデパートでモノを買います。
デパートは売上から、私の会社にコンサルティングを依頼します。

こうしてお金は回っていく事で成り立っています。

今問題なのは、上記の流れが立たれている事。
直近では、コンサルティングの仕事は無くなっていませんが、飲食店にいけない。デパートにいけない事で、お金が回らなくなり、次々に経済の連鎖が止まる事になります。

 

ちなみに、冒頭Twitterの橋下氏の主張には続きがあります。切り取られている感はあるので、、掲載しておきます。

橋下氏は、10万円受け取らない事により、余ったお金は政府がさらに使えるお金となり、さらに追加の給付金を検討できる。
と主張されています。

そうかもしれません。
一方で、結果的に止めようと決めた困っている方への給付金を復活させる事にもなると思います。

個人的な意見としては、そう主張するよりも、「使い方」をディレクションされる方が経済は早く、効率的に回ると考えます。

 

表現が少し過激だと思いますが、主張されている事はもっともだと思います。
回るお金が減るという事は、GDPがそのまま減るという事です。
この曲面は、節約では全くなく、むしろ、貯金を全部おろして、全部使う。と主張されるなら、ドラスティックです。

 

 

 

では、10万円何に使うべきか?

ここからは、「それでは、10万円を何に使うべきか」について掘り下げていきたいと思います。

 

少し繰り返しになりますが、

・最もダメなのがタンス貯金。これではお金はまわりません。

・需要が過剰なものも、あまり使わない方が良いでしょう。
例えば、ネットフリックス、スーパーでの買い物、amazonなどのECサイトでの日用品の買い物などです。

 

何にお金を使うべきか

では、どのようなところでお金を使うべきでしょうか?

私は以下の三つを軸に考えると良いと考えます

  • 自分が好き
  • 今お金が集まっていないが、今後も必要だと思うところ
  • アフターコロナを考えている。取り組みを始めているところ

なぜか?
掘り下げて解説します。

 

1点目、基本的には自分が好きな事に使うべきと考えます。
もちろん自分のお金だからということもありますが、
そうする事で、結果的に、残るべき事業社が残る事になるからです。

 

2点目について、好きなところといっても、現在お金が集まっているところでは使うべきではありません。
それは、10万円を貰わなくても使うでしょうから。
今やるべきは、お金が回っていないところにお金を回すという事です。
コロナが終わる事をとにかく耐えている。これが終われば、再び大きな花を咲かせるところが良いです。

 

3点目の理由を掘り下げます。

このコロナの影響で、10万円の支給の他にも事業者への助成金、無担保・無利子での融資が行われています。
このような支援は限界があります。1ヶ月延命できたとしても、数ヶ月にわたって支援を続けられるものではありません。結局淘汰されていくでしょう。

そうすると、自分一人が10万円を使っても意味がないか?

全く意味がないわけではないです。
その10万円は事業者に渡り、事業者からお給料など支払われ、受け取った方はまた何かにお金を使い、回っていく事でしょう。回る過程で多くの方が助かる事でしょう。

しかし、会社自体が結局倒産するのであれば、ちょっと延命させるよりは、早く会社をたたんだ方が良いです。
アフターコロナ時代に需要のある会社、ビジネスを立ち上げるという判断を早くする事で、この危機からの復興も早くなります。

 

その点を踏まえると、アフターコロナを見据えて、何がしか策を打っているような会社の商品・サービスに使うのが良いと思います。

 

具体的には何があるのか?

それでは具体的にはどんなところがあるのでしょうか?

 

飲食店

今最も存続の危機をむかえていると言われるのは、チェーンではない体力の少ない個人が経営する良質な飲食店です。
ある程度の淘汰はもはややむなしと言えると思います。
好きな飲食店でテイクアウトや寄付などに使ってみるのはいかがでしょうか?

特に小さな飲食店である方が、10万円の重みが違います。
家族4人で40万円なら、それをまとめて寄付するだけで、どれだけありがたい事でしょうか。

 

エンターテインメント・スポーツ

オンライン動画などは、特需となっている一方で、リアルのイベントなどの興業を生業としていた方は、非常に辛い状況になっています。
先日、このブログでも記事を書きました。
➡️ エンタメ・スポーツはコロナを受けてどうしていくべきか

例えば、芸人さんであれば、吉本興業はいち早く動いています。クラウドファウンディングを立ち上げ、芸人さんとzoom呑み会やzoom喫茶、芸人のデジタルお家派遣などの取り組みをしています。(さらに会社にお金が入るのではなく、直接芸人さんにお金が入るとのこと)
➡️ 吉本のクラウドファウンディング(シルクハット )

このようなところで消費の受け皿を用意されているのはありがたいところだなと思います。

 

アート

エンタテインメント・スポーツに続いて苦しいのは、アートを生業(なりわい)とする芸術家です。

このような時代が変わっていく時に、活躍すべき人がアーティストだと私は考えています。
なぜなら、芸術家は常に今までにない新しい価値観を提示する事がミッションだからです。
この力が失われている国家は、発展性がなくなると言われています。

それでは、芸術家にお金が回るようにするにはどうすれば良いか。
一つは、最近芸術作品もネットで購入する事ができます。
在宅にいることも多くなっている今、アート作品を飾ってみるのも良いのではないでしょうか?
作品によっては、メンタル的にも良い効果があると思います。

10万円を上限としてアート作品を探してみるのも一つ面白いです。

➡️ tagboatのアートECサイト

 

旅行

旅行業界や、観光地も非常に打撃を受けています。
この業種で10万円をどのように貢献すべきかは難しいです。

最も典型的なやり方は寄付ですが、もし好きな場所などがあるなら、AIR B&Bがデジタル観光体験のコンテンツを用意していますので、
そこに使ってみるのも手だと思います。

あるいは、未来の旅行の予約をいれるというというのも手でしょう。
このロックダウンがいつ解除されるか。解除されたとして本当に行ける状況になっているかは未知数です。
ですが、先払いして予約を入れるのは、お金が回る一助になるはずです。

 

また、観光地全体に回るように考えるなら、地方自治体への寄付が良いと思います。
地方自治体への寄付はご存知の通り、ふるさと納税経由で簡単にやる事ができます。
(上限範囲を超えて寄付することもできるので、そんな大判振る舞いもありではないでしょうか?)

➡️ 楽天のふるさと納税サイト

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。
ぜひ、10万円を有効に使って、経済をまわしていきましょう!!

 

 

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