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Withコロナ期間、飲食・美容院はローカル需要押さえたらコロナ以降劇的回復できる

Withコロナ期間、飲食・美容院はローカル需要押さえたらコロナ以降劇的回復できる

こんにちは。コロナ疲れもはななだしいkurokoです。

ようやく東京都心でも緊急事態宣言が解除され、少し街に人が戻り始めてきました。
一方で、一時的に低下した感染者数が少し増え始めてしまっているように見える2020年5月30日です。

kurokoもしばらく自粛していた美容院へ久しぶりに行って来ました。
カットやマッサージなどしてもらいとても清々しい気持ち。

このコロナ禍で美容院のビジネスがどうかという話を美容師さんとしてきて、面白買ったのでちょっと紹介します。

3月はほぼ例年通りだったのに、
4月に入るととても閑散となり、例年同月比較で大きく落ち込んだ。
一方、5月に入ると常連さんの戻りは鈍いが、新規のお客さんが増え、ほぼ例年通りの水準になったとのこと。

これはどういうことだろう?

ご想像通り、表参道など都心の美容院に通っていた層が、電車では通いにくいため、近場の美容院にきているという現象ですね。

今日はここから考えられるコロナ回復期にローカルビジネスで何をしておくべきかについて深掘りしたいと思います。

 

本編に入る前に、

新型コロナ渦が猛威を振るう中、
医療に従事させれているみなさま、
行政に従事されているみなさま、
物流に従事されているみなさま、
その他、ライフラインを保つために従事されているみなさま

本当にありがとうございます。
感謝の言葉しかありません。

くれぐれも、新型コロナへの感染リスクを最小化できるよう、ご自身の命を最優先で考えてお仕事していただければと思います。

 

それでは、本編入っていきます。

 

コロナの回復期はどのように進むのか

まず、押さえておきたいのは、コロナの回復期はどのように進んでいくのかという点です。

2ヶ月に渡った緊急事態宣言が解除され、元通りに!
とは、どうもなら無さそうだということが現実にわかってきました。

海外渡航はもちろん当面戻らないでしょうし、業種によって解禁も段階的な状況にあります。
もちろん、第二波、第三波により、再度逆戻りという事もあり得ます。

しかし、2月、3月のように無防備に出歩く事は少なく、人々の意識も変わってきているので、そう簡単に広がる事はないでしょう。

 

どのように回復するかで参考となるのは、星野リゾートの星野社長がいろんなメディアでお話しされていることが参考になります。

  • 向こう1年から1年半は海外旅行や外国人が日本に渡航などは難しいだろう
  • まず、回復するのは、同じ都道府県内での旅行、日帰り旅行など
  • その次に回復するのが都市圏からの旅行者(ただし、これがいつになるかははっきりとはわからない)

 

この考え方は、もっと小さな距離でも言えると思います。

  • 都市圏を移動が解禁されるのは少し時間がかかるだろう
  • まず、回復するのは、電車などの3蜜公共交通機関を利用しないでも行くことができる範囲
  • 次に、県を跨いだり、比較的近距離の電車を使っての移動

 

つまり、多くの人は緊急事態宣言が解除されても、一気に戻るという事はなく、徐々に戻ることが予想されます。

休みの日に特別にどこかに行く!という事はやっても、
不要不急の美容院や飲食などは優先度は下がりがちになりがちです。

 

だとしても、チャンスはあると思います。

コロナの回復後を見据えて顧客をつかまえろ

2ヶ月間にわたり、消費者は巣篭もり疲れをおこしています。
一方で、メディアやSNSでは、「気の緩み」というバズワードが踊っており、一気に元に戻ることに躊躇しがちです。

東京都心や副都心などに行くのはちょっと気がひけるが、地元や近場だったら出歩いても、色々言っても良いだろう。というのが感覚でしょう。

 

まさに私はこの感覚で本日美容院に行きました。

そして、多くの方が、そのようにして、ローカルでお金を使って楽しむようになるのです。

ここでチャンスなのは、普段、逆に近すぎて来ることもなかった消費者がやってきます。
これはとても大きなチャンスで、このタイミングで、そのサービス体験がとてもよければ、非常に力強いリピーターになるからです。

今のタイミングでは、行こうと思えばすぐに行ける距離に住んでいるお客さんが多いのです。

 

ひとつ、ものすごい大切な事を言います。

人はなかなか変われない。コロナは強制的に変わる事を強いてくれた

人はなかなか変わることができない、変わりたくない生き物です。
例え、そっちの方がいいだろうと思っても、よく知っている事をやるのが、楽で心地良いのです。

美容院。ほとんどの方が一度行ったら変えることなく同じところに行き続けているのではないでしょうか?
例え家を引っ越しても、引越し先の近くの美容院に行くのではなく、いつも行っているよく知っている安心できる美容院に行くのです。

ですが、実際には、それほど大きく変わらないし、2回もいけばすぐに慣れるものです。

 

コロナは、この「いつも行っているよく知っているお店」に行く事を強制的に遮断してくれました。
いつも都心に行っていたお客さんは、今自分のローカルのお店に足を運んでいるのです。

これは千載一遇のチャンスです。
ここで、「いいな!」とわかったら、どうなるでしょう。

そう、人はなかなか変われません。
家の近くのローカルに良いお店があることがわかったら、確実に通い続けるのです。
距離が近いというアドバンテージも優って、一度ファンになってもらったお客様は離脱する事はないでしょう。

 

ローカルにしっかり宣伝しよう

このチャンスを認識できたらローカルにしっかり宣伝しましょう。

宣伝の方法はいろいろあります。

紹介していただく。
SNSのローカル版などに積極的に入っていく。
Webのリスティング広告などをだしてみる。
チラシを配る。ローカルの看板など。

おそらく、お金を使ってやるのは非常に苦しいでしょう。
ですが、皆苦しいので、広告を出す費用が圧倒的に安く出せるのです。

チャンスと見て逆張りですが動ける方が、アフターコロナでの結果がついてくると思います。

 

お金をまわそう!

もう一つ、美容師さんとの会話であったのは、
自粛が解除されたが出歩いたり、買い物や遊びにいくことに抵抗があるか。という事。

美容室など中小かつリアルな体験消費などの業種では、ある程度戻ってきてくれないと先行きがなかなか苦しいという切実なお話しです。

 

私はコンサルティング会社に努めており、所詮はサラリーマンなので、給料が減少してはいませんが、
業種によっては、徐々に影響が広がってきています。

これは何かというと、お金が回っていないからです。

飲食業でお客さんがこない
飲食店の家賃が払えない
不動産会社が苦しくなる
不動産の従業員のボーナスをカットする
従業員はボーナスで買おうと思っていた車を買うのを控える
車が売れなくなる
TOYOTAなどの車会社の業績が下がり、非正規雇用やボーナスがカットされる
お小遣いがカットされ飲み会が減る
飲食業がさらに苦しくなる

このような連鎖が起こってしまいます。
今、私たちはコロナさえなければ、別に今まで通り飲食に行きたいと思っていますし、車も買いたいと思っています。

コロナだからと行って、これを節約してしまっては、私たちが将来回って得られるお給料を減らす行為でもあるのです。

「お金を回す事」

これが今、とても大切です。

 

 

今回の記事は以上です。
最後まで読んでいただきまして、ありがとうございます。

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