旅行、出張などで海外に行く際に気になるのが、携帯電話ですよね。
スマホを使いなれた私たちは、もうデータ通信無しでは生きていけない。。
docomoもauもsoftbankも海外ローミングサービスをしてくれていますが、まだまだ高いです。
一方で、イモトwifiやwi-ho!グローバルwifiといったポケットwifiをレンタルするという方法もあります。
さらに、海外専用のプリペイドSIMを購入して、自分の携帯電話に使うという方法もあります。
金額的に、利便性を考えると一体どれがお得なのでしょうか?
この記事では、以下の3つの方法の比較検討を行なっています。
- 日本の携帯会社のローミングサービス利用
- ポケットWifiのレンタル利用
- 現地で使えるプリペイドSIMの利用
旅行計画の参考となりましたら幸いです。
ローミング、ポケットwifiレンタル、プリペイドSIM比較
まずはざっとサービス内容と、金額を比較してみます。
比較の条件を以下のように設定しておきます。
- 1週間(7日間)使う
- データ通信は、1日100Mbから300Mb使う
- 電話やSMSは一旦考慮しない
携帯電話のローミングサービスを利用した場合
日本の携帯会社のローミングサービスを使うというのは、日本で保持している携帯電話を何の設定もしないまま、そのまま海外で日本でいるように使うということです。
日本でそのままの携帯が使えるというのがとても便利です。
金額はどうでしょうか?
以下はdocomoのHPに掲載されている説明資料です。
利用量に応じて段階的に増えて行き、最大1日当たり2,980円かかります。
7日間では、約21,000円となります。これは大変高額ですね。。
節約して1日1.2Mb〜24.4Mbだったとしても、1日あたり1,980円かかるので、7日間では、14,000円程度になります。
日本の携帯をそのまま使うというのは便利な一方で、利用量を気にしながら使うというのは、ちょっと精神的に嫌ですよね。。
旅行に行ったら、地図や、旅行先のホームページを調べたいもの。
インスタやツイッターも繋げたい。
LINEでもコミュニケーションしたい。
となると、1日の利用容量は100Mbを超えてもおかしくないかなと思います。
ポケットwifiレンタルサービスを利用した場合(実際の見積もり結果を掲載)
ポケットwifiというのはどういうものでしょうか?
ポケットwifiとはデータ通信専用端末です。
下記のようなイメージ。
スマホに近いように見えるかもしれませんが、アプリケーションなどは使えません。
この端末からwifi電波を発して、自分の携帯電話と接続して利用するという使い方です。
この端末を飛行機に搭乗する際に、日本の空港でレンタルし、帰国する際に返却するという使い方になります。
金額はどのくらいかかるでしょうか?
wifiデバイスの端末レンタル代の他に、万が一紛失や盗難した場合の保険の利用料が必要となります。
こちら、実は詳細に見積もりをしないとちゃんと出てきません。
下記は、イモトwifiの見積もり結果です。
6,308円ですので、携帯電話のローミングサービスが1,4000円から21,000円でしたので、かなりお得ですね!
一方で、こちらは、Wi-Hoというサービスの見積もり結果です。
ものすごい割引が適用されています。。。
これは安すぎますよね。
このようにレンタルwifiサービスは割引などが大きく適用されるので、まずは見積もりをやってみるのが良いです。
プリペイドSIMの場合
それでは、プリペイドSIMの場合はどうでしょうか?
まずプリペイドSIMとは何なのか解説して行きます。
SIMカードですが、この写真のように、携帯電話を購入した時に、使えるようにする時にスマートフォンに挿入するカードの事です。
海外で使えるプリペイドSIMカードを購入し、スマートフォンに抜き差しすることで海外でも自分の携帯電話が利用する事ができるサービスです。
このプリペイドSIMカード、昔は現地に行って、現地の携帯電話会社のショップに行って、購入する必要がありましたが、
最近は、日本で購入していく事ができます。
こちらの金額はいくらくらいでしょうか?
amazonで販売されているSIMカードは、7日間のもので、3,180円のものがあります。
プリペイドSIMは比較的安いと言えると思います。
ただ、プリペイドSIMのデメリットが二つあります。
一つ目は、設定が面倒である事。
SIMの入れ替えや、入れ替えた後にいくつか設定をする必要があり、プリペイドSIMの種類、機種や行く地域によってその設定なども種々異なります。
このため、事前にネットなどで調べていく必要があります。
二つ目は、プリペイドSIMが使えるのは、SIMフリー端末に限られるという点です。
通常、docomoとau、Softbankの携帯では、SIMフリー化をしていないと使う事ができないので、要注意です。
SIMフリーには設定してもらう事が可能なので、お近くの各キャリアの携帯ショップに確認しておくのが良いです。
日本でも楽天mobileやLineモバイルなどの格安SIMを使っている方は、端末がすでにSIMフリー化しているので、問題ありません。
別記事で実際にラスベガス旅行の際にプリペイドSIMを使った際の体験レビューを記事にしました。
>>>>ラスベガスでスマホの利用。プリペイドSIMを買って使ってみた!
参考:SIMカードホルダーを持っていくと便利!
SIMカードを購入して持っていく場合に、日本で使っているSIMカードを無くすと大変です。
安価にSIMカードを格納できるホルダーが便利。
こちらは、2019年グッドデザイン賞を受賞したSIMカードホルダー。
かわいいですね!!
まとめ 結局どれがお得か
今までの話を整理します。
コスト(7日間) | 利便性 | |
ローミングサービス利用 | 14,000円〜21,000円 | ◎ |
レンタル ポケットwifi | 2300円〜6500円 | △ |
プリペイドSIM | 3500円前後 | △ |
ポケットwifiのレンタルが一番安い可能性があるので、まずは、見積もりをしてみるのが良いと思います。
短い期間であれば、ローミングサービスで済ませるのが利便性を考えると楽でしょう。
多少長期間で、ポケットwifiも高く、また持っている端末がSIMフリーであれば、プリペイドSIMの購入がオススメです。