(現役コンサルタントが解説)コンサルへの転職は今がチャンスな理由。コンサルファームの人数は激増している事実

コンサルへの転職は今がチャンス

こんにちは、現役コンサルタントのkurokoです。

ここ数年、コンサルタントの数は増加の一途をたどっています。
現在も大手コンサルティングファームの採用はかなり活発に実施しています。

私が所属する某大手コンサルティングファームも例外ではありません。

この記事では、コンサルティングファーム内部から見た以下を解説しています。

  • なぜ、コンサルティングファームはこんなにも人数を増やしているのか。
  • また、どの会社からコンサルタントを採用しているのか

コンサルに転職したい方は、ぜひ一読いただければお役にたつかと思います。
そして、エントリーをお待ちしています。

 

なぜ、コンサルティングファームはコンサルタントの人数を増やしているのか?

実は、コンサルティングファームのコンサルタントの数はここ7~8年くらいずっと増加を続けています
減少していません。
これは全てのコンサルティングファームに共通に言える事です。

2011年以前のこの業界は、新卒採用とコンサルティング会社間での転職がほとんどを占めていました。
そのため、どこのコンサルもだいたい同じような人が同じような仕事をしているという比較的閉じた業界でした。

しかし、2011年以降、その状況が一変します。特に2014年ごろから顕著になりました。

その理由を解説していきます。

ほとんどのコンサル会社は2011年から売上が倍増している

コンサルティングファームの売上は、コンサルタントの人数と比例します。
企業様にコンサルタントの人月を売っているビジネスであるからです。

ですので、売上が上がるということは、人数も増加しているという事です。

多くのコンサルティング会社は東日本大震災の2011年以降、わずか7~8年足らずで売上が倍増しています
すなわち、コンサルタントの数も倍増しているという事なのです。

さらに言うと、給料水準もかなり上がってきています

私も16年この業界にいますが、7〜8年前にシニアマネージャーというクラスでしたが、その当時の給料の水準と、今のシニアマネージャーの水準では10%以上高い水準になっています。
当然、他のクラスも高い水準になっています。

なぜ、コンサル会社は売上が増加し続けているのか

それでは、なぜコンサル会社の売上げは増加し続けているのでしょうか?

コンサルティング会社の宿命として、
企業様にプロジェクト(PJ)型で短期で支援を行い、その目的が達成されたらPJは終了するというビジネスモデルになっています。

ですから、PJはいずれ終わります。

この前提を踏まえると、PJが終わるよりも早くPJが発生しているのです。
なぜ、このような状況が起きているのでしょうか?

結論から話します。

それは、「企業に変化が起き続けているから」です。

 

どういうことか?

PJとは、
・新しい何かを始めるためのもの
・既存の問題を解決するためのもの

いずれにせよ、何かを変えるために実施する一過性のものです。

そして、企業においては、通常業務に加えてPJを実施しないとならないため、当然人が不足します。
また、PJによっては、円滑な遂行のために専門家が必要になります。

ここにコンサルティングファームに依頼が来るのです。

 

それでは、なぜ2011年以降PJが増えているのでしょうか?

なぜ、企業のPJが増加し続けているのか

結論から話します。デジタル化による変化が加速度的に増加しているためです。

1990年代から2000年代初頭において、インターネット革命という大きな変化が起きました。
この時にも企業内の仕組みは大きく変化しましたが、ビジネスそのものへの変化は限定された業界のみでした。

そのころは、通信やテクノロジー業界が中心でした。
当時は、コンサルティングファームの大きな仕事もここがメインでした。
そして、コンサルティングファームも、この領域を中心に伸びていきます。

それが、2008年にスマートフォンが発売され、爆発的に売れると、センサーの単価が落ち、SNSが日常に入り込みます。
その結果、単価の落ちたセンサーがあらゆるものに搭載されます。
同時にクラウドサービスが広がり、ユーザは常にデジタル空間とつながっている状態になります。

そして、センサーとSNSが生み出すビックデータによるアナリティクス、
マーケティングの高度化、小売りの体験変化から、キャッシュレスや保険における確率の取り方、自動運転から病院、ガバメントまであらゆるビジネスにおいて、デジタルによる変革を連鎖的に発生させています。

このように、連鎖的、かつ加速度的に環境が変わり、ビジネスが変わっていきました

そして、企業は、ビジネス変革、テクノロジー変革をしていかないと生存できない状態になり、自社だけでは到底難しいプロジェクトを遂行する必要が出てきたのです。

ここにコンサルティングファームの仕事の増加の背景があります。

このトレンドは今後さらに加速的に発生すると見込まれています。
ですので、今後もコンサルティングファームはまだ伸び続けることになるでしょう。

まとめ

いかがでしょうか?

コンサルティングファームが伸び続けているのは、ビジネス環境の変化が激しくなっているからです。

今の時代はまさにこの変化が連鎖的に起きているタイミングです。
少なくとも、この先10年くらいは変化が続いていくでしょう。その先は誰にもわかりません。

コンサル会社の売上げが増加しているのは、決してコンサル会社の経営層がすごいからではありません。笑
構造的に変化が増え、企業にとって支援が必要で、結果的に増加する形になっているのです。
(ま、この変化の需要を見越して、一定の質を保ちながら対応しているのはすごいのですが)

 

それでは、次に、転職にも関係がある、コンサルティングファームはどのように人を増やしているかについて解説します。

コンサルティングファームはどのようにコンサルタントの人数を増やしているのか?

コンサル

コンサルティングファームを取り巻く環境と、コンサルの仕事が増えていく構造は理解できましたね。

変化が激しく、様々な企業が支援を依頼してくる時代、コンサルティングファームの課題は「人」です。

待っていれば仕事はくる状態なので、問題は増え続ける仕事をどのように捌いていくか。というのが問題になります。
これを解決する方法。コンサルタントを増やさねばならないのです。

まずは単価を上げた

まず、供給に対して需要がどんどん増えるので、単価を上げます。
それをコンサルタントの給料の増加に変えていきます。

同時に採用を行います。

給料水準は上がっているので、採用はしやすくなります。

そして新卒採用の強化

そして、新卒採用をどんどん増やしていきます。
当時、他業界から転職をしてもコンサルタントとして使い物にならないというのが常識でした。
そして、上述したように、コンサルの中途転職は、コンサル業界からが主でした。

新卒採用は一から育てることができるので、とても簡単にコンサルタントを育成できていたのです。

中途採用も変革

しかし、新卒採用では、需要の増加に対応できなくなり、中途採用を拡大していきます。

この時起こっていたのが、デジタルによる変革の領域が、今までは業界に特化したバックオフィスの変革でしたが、ビジネスそのもの変革案件に移っていったのです。

そうすると、既存のコンサルティングファームも未知の領域に挑戦することになります。
今まで経験豊富なコンサルタントも業界様々なビジネスを熟知はしていません。

ここで、業界を熟知した専門家ががいると、コンサルティングを行う上でのシナジーが生まれます。

 

ちなみに、参考ですが、コンサル業界といえば、「激務」と「Up or Out」です。
これがある故に、採用市場のコンサルへのイメージが低迷していました
コンサルティングファームはこのイメージの変革に取り組んでいます。うまくいっているのかはわかりませんが、現に働いている身からすれば10年前とは大きく状況が違うのは事実です。

最初はマーケティング領域から

最初は、その目的で、事業会社から人を採用し始めました。
特に、デジタルマーケティングの領域は伸びが激しく、広告代理店などから転職者が多かったです。

その後、マーケティング関係なく、様々な業界からコンサルティングファームへの転職が増えていきます。

この間、異業種からの転職者については、コンサルタント自身が、どのように教育して良いか、どのようにPJに参画してもらうかというのは試行錯誤が続いていました。

しかし、3〜4年もすると、そういった状況に適応し始めます。
コンサル経験の無いマネージャーがプロジェクトに入り、リードすることも珍しくなくなりました。

ここにコンサルティングファームの強さがあると思います。
コンサルティングファーム自体が変化に強いのです。

まとめ

ちょっと、コンサルティングファームの近代小史的な形になりましたが、詳細の違いはあるにせよ、多くのコンサルティングファームは同じような形で拡大してきました。

そして、この拡大はまだまだ続きます。

コンサルティングファームへの転職は早い方がいい

このように、コンサルティングファームは、異業種からの転職者を受け入れるようになり、今後も拡大していくため、転職者はさらに増加する状況にあります。

ただし、コンサルティングファームも、無作為に人を採用しているわけではありません。

大きな傾向として、コンサル経験がない方が、コンサルタントへの転職を希望する場合、やはり年齢を見ます。

異業種からの転職の場合、マネジャー未満かよくてマネージャー採用になると思います。

40代に入っている場合は、コンサル経験、ないしそれに準ずる経験がなければ、コンサルタントとしては、非常に厳しいです。うまく採用されたとしてもその後苦労すると思います。
(営業やバックオフィス、一部専門家として入るのはおおいにありですし、今後そのような役割は拡大していく可能性があります)

30代中盤までであれば、マネージャー未満で入社される方は多いです。
今までの経験の時間は、それほど考慮されません。

ですので、コンサルティングファームへ転職しようと思っている方は、早い方がいいです。

興味が少しでもある方は、迷っている考えているよりも、まず応募して見ることを強くオススメします。

 

今回の記事はここまでです。

最後まで読んでいただきありがとうございます。