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旧白洲次郎邸「武相荘」に行ってみた! -こんな古民家に住んでみたい

旧白洲次郎邸「武相荘」に行ってみた! -こんな古民家に住んでみたい

こんにちは。いつかは古民家に住みたいと思っていますが、最近その欲求が日に日に増しているkurokoです。

最近はコロナの問題で、なかなか遠出は控えていましたが、先日東京都町田市にある「武相荘」に家族で行ってきました。

実はかなり前から気になっていて近い場所にあるからいつでも行けると思っていて、結局10年くらい行ってなかった場所なんです。
なぜ、私が行きたかったかというと、戦後の憲法策定などで活躍したイケメンの白洲次郎さんのお家だったから。

白洲次郎は1902年生まれですが、若い時には欧米に留学し最先端の家や車を乗り回し、英語もペラペラでした。
戦後に吉田茂首相に雇われGHQとガチンコでやりあい日本の憲法策定に貢献した人物です。

そんな都会っ子の白洲次郎さんが、突如40歳をすぎて、東京から離れた郊外の農家を買い、移住したのです。
「なんで?」って気になりませんか?
そして、このコロナでにわかに地方移住を考え始めたkurokoにぴったりの場所なんです。

 

実際に行ってみたところ

東京からとっても近く、
古民家で雰囲気もとても良く、
おしゃれで美味しいカフェ&レストラン付き

という感じで、めちゃくちゃ良かったので、ぜひ紹介したいと思います。

 

時間もあまり取られないので、気に入ったらぜひ一度行ってみてはどうでしょうか!!

 

武相荘ってどんなところ?

「武相荘」は戦後に大活躍した白洲次郎さんと小説家としても有名な白洲正子さんが住んでいた古民家です。

武相荘

出典:buaiso.com

白洲夫妻は太平洋戦争が始まる前から東京の郊外に住みたいということで探していたそうです。
2年ほど探して、見つけたのが現在の東京都町田市にある農家。
当時は、今と違って田園がどこまでも続くような農村だったそうです。

当時でも留学して東京で働くようなシティボーイだった白洲次郎さん、
さらに毎年のように東京は発展していく状態だったにもかかわらず、
都会から農村に住みたいと決めた事が、
どこか今の時代でも新しく感じてしまうのは私だけでしょうか?

コロナもありますが、密集して忙しい都心から、少し離れた郊外に住みたいと思うのは、根本的な人間の欲求があるのかもしれません。

 

昔から気になっていたこの武相荘。
今回コロナもあり、実際にみてみることにしました!

 

武相荘については、白洲正子さんが書いた鶴川日記に詳しいです。

 

 

白洲次郎ってどんな人?

冒頭でも少し触れましたが、この武相荘を作った白洲次郎ってどんな人なんでしょうか?

白洲次郎の父親は、ハーバード出で商社を企業し巨万の富を築きました。
そんな裕福な家に育ってますので、若くして、イギリスのケンブリッジ大学に留学をしています。
ここで英語もペラペラになり、将来役に立つことになります。

しかし、1928年、26歳の時に父親の商社が破綻してしまい、ケンブリッジの大学院に進学していましたが帰国します。
ちょうど世界恐慌の時期です。(ちなみにスペイン風邪が世界恐慌の遠因になったと最近では言われています)

その後日本で将来の妻となる正子さんと出会います。
またサラリーマンとしても働きはじます。

そして35歳で日本食糧工業の取締役に就任しています。なんてスピード出世なんだ。。。
そして仕事の都合でイギリスに度々赴いています。そこで英国大使だった吉田茂と親交を深めました。

1942年、40歳の時に鶴川村(現在の町田市)に武相荘を購入しました。

1945年、終戦。外相だった吉田茂の要請で、白洲次郎は終戦連絡中央事務局参与に就任しました。
それから1951年のサンフランシスコ講和条約締結まで政府の中で尽力します。

 

この間の事は種々本やテレビ番組にもなっています。

 

上記は伊勢谷友介さんが白洲次郎を演じています。
めっちゃかっこいいですね!

その後東北電力の重役に就任、
以後、荒川水力発電会長、大沢紹介会長、日本テレビの社外役員も務めるなど、多くの企業の重役を歴任します。

晩年は軽井沢ゴルフクラブの理事長になり、心血を注ぎます。
芝の手入れから従業員の生活、会員の行儀に至るまで、気を配っとのこと。

1985年11月28日に83歳で亡くなります。

遺言書を残りましたが、たった二行のみでした。

・葬式無用
・戒名無用

 

白洲次郎さんについてはいろんな本が出ています!

 

 

武相荘はどこにあるの?駐車場は?

東京から1時間もかからずにいくことができます。

駐車場もしっかりあります。
ただ、カーナビで設定すると武相荘の正面入り口についてしまいますが、駐車場は入り口の反対側にあり、一度戻って回り込む必要がありますので注意です。
(入り口に行けば駐車場はこちらという看板が見えると思います)

武相荘

筆者撮影: 武相荘

 

ちなみに、駐車場はこんな感じです。

武相荘

筆者撮影:武相荘

 

写真で見る武相荘

武相荘がどんなところなのか。
たっぷり写真を撮ってきたので、みていきましょう。

 

駐車場の入り口から入っていきましょう。

入り口はきれいな土壁!
入り口に「武相荘」の文字が見えます

武相荘

筆者撮影:武相荘

中に入ると竹林を通り抜けます
立派な竹でとても気持ちいい

武相荘

筆者撮影:武相荘

私たちが行った時は残念ながら閉まっていましたが、通常はお土産屋さんがここの中にあります。

武相荘

筆者撮影:武相荘

立派な門構えです

しばらくみて入れます

武相荘

筆者撮影:武相荘

ポストはこんなかわいい!

石臼ですね

武相荘

筆者撮影:武相荘

これが武相荘

きれいな古民家ですね

こんなところに住んでみたい

武相荘

筆者撮影:武相荘

茅葺きがとっても情緒あふれます

武相荘

筆者撮影:武相荘

ミュージアムショップの入り口です

武相荘

筆者撮影:武相荘

白洲次郎さんが乗っていたのと同じ自動車です。レトロ!!

武相荘

筆者撮影:武相荘

自動車が置いてある空間はちょっとしたカフェスペースになっています。

囲炉裏があっていい雰囲気!

武相荘

筆者撮影:武相荘

こちらが白洲次郎さんが乗っていた自動車の写真

武相荘

筆者撮影:武相荘

こちらはバーです。

中がめちゃくちゃおしゃれ!

武相荘

筆者撮影:武相荘

趣味の場所ですね。

こんな空間に憧れます

武相荘

筆者撮影:武相荘

白洲次郎さんと白洲正子さん

若かりし頃ですね

武相荘

筆者撮影:武相荘

自宅のバー。こじんまりとしていていい雰囲気

ビールサーバーうらやまし!

武相荘

筆者撮影:武相荘

 

武相荘併設のカフェ&レストラン

古民家の武相荘の隣にはカフェ&レストランが併設されています。

このレストランがまた美味しかったです。
しかもとてもお手頃価格!
私たちはランチで食べましたが、ディナーも魅力的。妻と今度はディナーに来ようねと。

 

武相荘

筆者撮影: 武相荘

中もこんなにおしゃれな感じです!!

武相荘 カフェ

筆写撮影:武相荘 カフェ

武相荘 カフェ

筆写撮影:武相荘 カフェ

武相荘 カフェ

筆写撮影:武相荘 カフェ

ランチメニュー

ランチメニューは4つ!
デサートもありますね。

もちろん飲み物だけでもOKです。
食事を頼めば飲み物は200円でした。

武相荘 ランチメニュー

筆写撮影:武相荘 ランチメニュー

家族四人で入ったので、4つ全部頼んでみました!
どれも美味しかったです!

次郎さんも大好きな親子丼!
親子丼の絶妙な味付けは、思い出すだけでまた食べたくなります。

武相荘 ランチ

筆写撮影:武相荘 ランチ

そしてガパオライス!
ナンプラーのタレが甘くコクがあって、めちゃくちゃ美味しいです。

武相荘 ランチ

筆写撮影:武相荘 ランチ

オムライスも絶品です。
特にデミグラスソースは逸品です。

武相荘 ランチ

筆写撮影:武相荘 ランチ

 

カレーは写真撮り忘れてしまいましたが、こちらも美味しかったです。

私のおすすめは、親子丼ですね!

 

最後にどら焼きもいただきました。
めちゃ大きい!

武相荘 どら焼き

筆写撮影:武相荘 どら焼き

 

 

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