こんにちは。アート大好きkurokoです。
今回の記事は自分の備忘も込めて、2022年に予定されている美術展を特集します!
ちなみに、この記事は全く網羅的ではなく、私の独断と偏見でのおすすめの美術館特集となっています。
私の趣向としては、建築、現代アート、メディアアートなどが好みです。
2021年は2020年から続くコロナの影響で美術展も中止や延期が相次ぎました。
落ち着きと第X波の繰り返しですが、全面封鎖ではなく、事前に日次予約して訪問が当たり前になってきました。
なお、2021年の行きたい美術展はこちらの記事を参考に。
こんなコロナ禍でも、アート業界が盛り上がることを祈り、皆さんもガンガン美術館にいかれることをお勧めします!
それでは、早速2022年注目の美術館を見ていきましょう!
大林コレクション展「安藤忠雄 描く」@建築倉庫
近年建築に関する展覧会というと、天王洲アイルの寺田倉庫が主催する展覧会が注目されています。
そんな中、日本で最も有名な建築家のひとり、いや、もはや世界で最も有名な建築家のひとりといった方がいいかもしれませんが、安藤忠雄さんの巨大なドローイングが展示されます。
10mにわたる作品ということで、なかなか見ることができない作品ですので、楽しみです!
建築家・安藤忠雄⽒の平⾯作品に着⽬した「安藤忠雄 描く」、アーティストがさまざまな視点で都市を捉えた写真が並ぶ「都市と私のあいだ」、40点以上の貴重な現代アート作品を総覧できる「Self-History」、これらの展⽰を通して、同コレクションの変遷に迫るとともに、収集作品群への多⾓的なアプロ―チを試みます。
⼤林コレクション展「安藤忠雄 描く」では、⻑さ10mにおよぶドローイングを中⼼に、初期建築作品のスケッチ、未完のプロジェクトのシルクスクリーンを含む平⾯作品15点を展⽰します。
出典:archi-depot.com
会期:2021年9月25日〜2022年2月13日
会場:What musium
住所:東京都品川区東品川2-6-10 寺田倉庫G号
公式ホームページ:https://archi-depot.com/exhibition/tadaoando_egaku
✅ 安藤忠雄が札幌でリノベーションをを手がけたお土産屋建築 北菓楼
吉阪隆正展 @東京都現代美術館
吉阪隆正といえば日本の近代建築の初期を代表する建築家と思います。
特に世界的に有名なル・コルビジェに弟子入りし、日本にその思想を持ち帰ってきたということで、建築家を志す人には注目されてきました。
私も八王子にある大学セミナーハウスは学生の時にわざわざ見に行ってきました。
同時代の社会や世界的な動向を踏まえ、館独自の調査研究で現代美術の多様な側面をクローズアップする活動のひとつとして、建築家・吉阪隆正(1917-1980)の回顧展を開催します。ル・コルビュジェの弟子の一人として、日本に近代建築の思想を普及させた功績で知られる吉阪は、建築の枠にとどまらず、教育者・登山家・冒険家・文明批評家としても多くの表現者に影響を与えてきました。本展覧会ではデッサン・図面・模型・写真・映像に加え、吉阪のことばを紹介し、半世紀前に着想されたものとは思えぬ新しさに満ちた一連の思想に触れ、新たな未来を築くための契機とします。
出典:https://www.mot-art-museum.jp/exhibitions/takamasa-yosizaka/
会期:2022年3月19日(土)〜6月19日(日)
会場:東京都現代美術館
住所:東京都江東区三好4-1-1
TEL:03-5777-8600(ハローダイヤル)
公式ホームページ:https://www.mot-art-museum.jp/exhibitions/takamasa-yosizaka/
Chim↑Pom展 @森美術館
チンポムの森美術館での展覧会は当初2021年に予定されていましたが、コロナの影響で会期が延期されてしまいました。
現時点でも日程は確定しておりませんが、2022年に森美術館で開催されると思います。
チンポムを一躍有名にした事件は、2008年に広島の原爆ドーム上空に飛行機で「ピカッ」という文字を描き、大炎上しました。
そんな世の中を巻き込んで問題提起するアーティスト集団がついに森美術館で単独の美術展をするのですからこれはすごいニュースです!
アーティスト集団Chim↑Pomは、独創的なアイデアと卓越した行動力で、私たちの意表を突く数々のユニークなプロジェクトを手掛けてきました。作品の主題は都市、消費主義、飽食と貧困、日本社会、原爆、震災、スター像、メディア、境界、公共など多岐にわたり、現代社会の事象や諸問題に対するメッセージ性の強い作品でありながら、その多くにはユーモアや皮肉が感じられます。
2008年には広島の原爆ドーム上空に「ピカッ」という文字を飛行機で描き、2011年には東日本大震災と津波、原子力発電所事故を主題にした連作を発表するなど、核や放射能に言及する作品を発表。2017年にはメキシコと米国の国境沿いで境界をテーマにしたプロジェクトを敢行しました。さらに、東京の空きビルを舞台にした展覧会やイベント企画、公共空間としての「道」を制作するプロジェクトや、直近では、マンチェスター国際芸術祭(2019年)で、19世紀に同地で流行したコレラとビールの歴史的関係をテーマにした大型の参加型プロジェクトを発表するなど、その活動の領域はますます拡がっています。
本展は、Chim↑Pomの初期から近年までの代表作と本展のための新作を一堂に集めて紹介し、結成16周年を迎える彼らの活動の全貌を展覧会という形式で検証する世界初の試みとなります。
会期:現在未決定
会場:森美術館
公式ホームページ:https://www.mori.art.museum/jp/exhibitions/chimpom/index.html
難解なチンポムを理解するには作品集を確認しておくとより楽しめるかも知れません。
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アートフェア東京2022 @東京国際フォーラム
毎年3月に東京で行われるアートフェア東京は2022年も国際フォーラムで行われる予定です。
2021年はコロナ禍で世界のアート市場が減少しているにもかかわらず、アートフェア東京でのアートを購入額は最大を記録したそうです。
国内におけるアートへの認知と価値がさらに高まっている状況と言えると思います。
普段美術館ではとても購入できないような金額の名作を見ることになりますが、アートフェアなら自分たちにも手が届くような作品に出会えるかもしれません。
そんな作品が何年後かには驚くほど高い金額に変わっている可能性もありますよ!
ちょっと足を運んでみても面白いと思います
会期:2022年3月10日(水)〜3月13日(日) ※3/10は招待制
会場:東京国際フォーラム
公式ホームページ:https://artfairtokyo.com
2021年の東京アートフェアの様子はこちらの記事を参照
✅ 第1回 アニメ系アート作品
✅ 第2回 彫刻・立体作品
✅ 第3回 現代有名アーティスト作品
✅ 第4回 若手アーティスト作品
本城直季 (un)real utopia @東京都写真美術館
本城氏の不思議な写真をまずみてみてほしい。
私はてっきりこれは模型を取った写真だと思っていたのですが。。
これは実物を取った写真という事です。
おもしろい!
フォーカスが巧みに設定されており、模型写真のように見えてしまう。
ぜひ実物を美術館で細かくみたくなる作品です。
大判カメラのアオリを利用して、都市の姿をジオラマのように撮影する独特の表現で知られる写真家・本城直季。まるでミニチュアの世界のような感覚を想起させる作品は、この世界の実在と虚構を問いかけます。
本展は、作家初の大規模個展として、未公開シリーズを含む約200点の作品で、これまでの仕事を通覧します。また本展開催地を被写体とした特別な撮り下ろし作品も展示。写真家・本城直季の目を通して見る自らの“まち”の不思議をぜひご堪能ください。出典:topmuseum.jp
会期:2022年3月10日(水)〜3月13日(日)
会場:東京都写真美術館
公式ホームページ:https://topmuseum.jp
フィン・ユールとデンマークの椅子展 @東京都美術館
日本ではまださほど有名ではないかもしれませんが、フィンユールの椅子はその曲線美が美しく簡単には真似できないデザインとして有名です。
東京都美術館で開催されるとあって、かなり人もおおくくるのかなぁとは思いますが、大規模な展覧会としてはなかなかレアだと思うのでぜひ行ってみたい美術展です。
デザイン大国として知られるデンマークでは、1940年代から60年代にかけて、歴史に残る優れた家具が生み出されました。デンマークのデザイナーのなかでも、フィン・ユール(1912-1989)は、ひときわ美しい家具をデザインしたことで知られます。優雅な曲線を特徴とするその椅子は、「彫刻のような椅子」とも評されます。
本展は、デンマークの家具デザインの歴史と変遷をたどり、その豊かな作例が誕生した背景を探るとともに、モダンでありながら身体に心地よくなじむフィン・ユールのデザインの魅力に迫る試みです。椅子のデザインにはじまり、理想の空間を具現した自邸の設計や、住居や店舗、オフィスのインテリアデザイン、そしてアイデアを伝えるために描いたみずみずしい水彩画まで、フィン・ユールの幅広い仕事を知る機会にもなるでしょう。出典:www.tobikan.jp/
会期:2022年7月23日(土)〜10月9日(日)
会場:東京都美術館
公式ホームページ:https://www.tobikan.jp/exhibition/2022_finnjuhl.html
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