こんにちは。アート大好きkurokoです。
昨年はコロナで中止になってしまったアートフェア東京ですが、今年はなんとか開催されました!
私も実際に行ってきましたので4回に渡って深掘りレポートしていきたいと思います。
今回はその2回目です。
アートフェア東京2021のテーマは「by ART」
一人ひとりのいつもの生活の中に、いつもアートがある
今年のアートフェアは確かに生活に密着したような作品が多く見られたのも特徴です。
特に若手やまだ無名の方のアート作品が多く見られるのも特徴です。
そして、何より美術館展ではできない作家の作品を購入できるのも魅力の一つです。
なお、今回コロナ禍での開催ということもありオフィシャルWebサイトではバーチャルツアーでの鑑賞も可能です。操作性はなかなか難しい点もありますが、実際に現地に行かなくとも作品を鑑賞する事ができるので、もっと見たい方はアクセスしてみてください。
➡️ アートフェア東京2021
2回目の今回は彫刻など立体作品に焦点を当てて紹介します。
アートフェア東京2021シリーズの記事はこちらから。
1回目 アニメ系アート作品
2回目 彫刻・立体作品 ←今回の記事
3回目 現代有名アーティスト作品
4回目 若手アーティスト作品
早速深掘りしていきます!!
野原邦彦(KUNIHIKO NOHARA)
何ともポップな彫刻!
泡の中に水泳の選手?が横たわっているような。
周りの模様がとってもポップで綺麗。
成人式か七五三のような彫刻。
成人式の時にマフラーがわりに使う白いアレを泡のようにしたのかなぁと想像力が掻き立てられます。
水中眼鏡をしているのが謎ですが、何ともオシャレ
盆栽のような作品。
このくらいの大きさだったら飾っておきたいなぁと思わせる作品
1982年生まれ。北海道出身。
2007年広島市立大学大学院芸術学研究科彫刻専攻修了。
楠・欅などを使った木彫作品を主に制作。鮮やかな色彩が特徴。
日本の他、香港でのアートフェア出展し、アジア、東南アジアへと進出し人気上昇中。
➡️ wikipedia
金巻芳俊
今回、人がたくさん集まり注目されていたブースの一つがこちら。
造形物なんだろうか?どうなっているんだろう?と何度も見返してしまう。
そして、何ともインパクトのある作品。
連続した動画を一度に見れているような、不思議な感覚を懐かせる作品です。
全体を見るとこんな感じ。
明らかに変な妖怪のような顔なのですが、不思議と不快感がなく、何とも親しみのある感覚になります。
こちらの作品は、みていると頭が少し混乱するような、うまく頭の中で処理出来きれていないような不思議な感覚にあんる作品。
(おそらく、この彫刻をスケッチして。と言われるとかなり難易度が高いのではないか。。)
1972年生まれ。千葉県出身。
1999年多摩美術大学美術学部彫刻学科 卒業。
2012年損保ジャパン美術財団選抜奨励展にて新作秀作賞受賞
日本の他、台湾、中国、香港、アメリカ、フランス、ドイツ、イギリスなどから作品購入オファーが絶えない。
四代 田辺竹雲斎
今回の出展で最も大きかった作品がこちら。
子供が作品と一緒に遊んでいました!
一体どうやって作っているのだろう?と不思議になるような巨大な造形。
巨大な竹の造形以外にも多数出品されています。
繊細な作りのかご。
1973年生まれ。大阪府堺市出身。
東京芸術大学 美術学部 彫刻科卒業後、父である三代竹雲斎のもと竹工芸を学ぶ。
2001年にフィラデルフィア美術館に招待出品、以降世界中の美術館で出展多数。
2017年 四代田辺竹雲斎を襲名。
➡️ 公式ホームページ
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日野田崇
不思議な形をした陶器に彩色をしてさらに不思議な物体になっています。
目と口とS字の鼻のように見える。
妖怪かゲームに出てくるモンスターのような生き物。
形は象のような。
不思議な生き物。
アニメに出てくるようなキャラクターにも見えるような大型の作品。
1968年生まれ。兵庫県神戸市出身。
1991年大阪芸術大学 芸術学部 工芸学科陶芸コース卒業。
1992年に初の個展を大阪にて実施し、以降美術館で出展多数。
2010年、京都府文化賞、奨励賞受賞。
➡️ 公式ホームページ
手嶋大輔(Daisuke Teshima)
手嶋大輔さんは特徴ある女子の彫刻が多数出展されていました。
独特の表情の女子と、頭になぜか果物。
そして手の上には、昭和を感じさせるぱっちりおめめの人形が。
魂が出てきてしまったような彫刻。
心なしか、実際の表情よりも魂の表情の方が生き生きとしているように感じました。
頭からリンゴが生えているような。あるいはリンゴから女子が生えてきたのか。
小澤香奈子(Kanako OZAWA)
小澤さんはほっこりした立体物を多数出品されています。
泡のような、たまごのような、軽石の様な物体から赤ちゃんのような足が出ています。
足がなければただの物体ですが、足がある事でなんともかわいらしい生き物、キャラクターに見えてきます。
軽石から足のシリーズ。
大きさもちょうどよく、家にちょっと飾っておきたい。かわいい作品群。
また別のシリーズもあります。
小澤さんの作る造形はどこかやわらかくてかわいい。
これは造形物であり、絵画であるような作品。
こちらもかわいい!
稲葉友宏(Tomohiro INABA)
鉄の細い棒を組み合わせて作った動物のような造形です。
純粋にかっこいいですね!
その他造形物
写真は撮ったのですが、うっかり作者を見るのを忘れてしまいました。。
奇抜な色のゾンビか怪獣のような人形。
ちょっと怖いのですが、何か気になる。
作品はたくさんありました。
アートフェア東京2021シリーズ第3回の記事はこちらから。
➡️ 3回目 現代有名アーティスト作品
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