東京都現代美術館の常設コレクションめっちゃ良かった!(オノ・ヨーコ/ ホンマタカシ/ 宮島達男)

東京都現代美術館

こんにちは。アート大好き、でもアートはよくわからないなと思っているkurokoです。

今日は、東京都現代美術館に行ってきましたので、東京都現代美術館の建物や常設展ついて記事にしたいと思います。

 

なぜ東京都現代美術館に行ったのかというと、「東京オリンピック・パラリンピックの公式アートポスター展」が開催されていたからです。

その時の記事はこちらから。
➡️ 2020東京オリンピック・パラリンピック 公式アートポスターがかっこ良すぎる 浦沢直樹やジョジョの作家も参加!

 

さらに、ついでに開催されていた皆川明さんのファッションブランド「ミナ ペルホネン」の『つづく』展も見てきました。
ミナ ペルホネンというブランドはちゃんと知らなかったのですが、見てみてとても良かったです。

いつまでも使い続けられるファッションというコンセプトで、流行りを全く追わないという考え方にとても心揺さぶられました。

その記事はこちらから。
➡️ ミナ ペルホネンの展示会に行って、圧倒的に良いブランドだったという話

 

実は、さらに「ダムタイプ」というアーティストグループの展示会もやっており、それも見ちゃいました。
こちらはまだ記事にしていないので、追って掲載したいと思います。

 

私が美術館が好きなのは、このような新しい発見ができたり、答えも無いアートを眺める事で、いろんな事をゆっくり考えたりする時間が好きです。

特に現代美術は、評価も定まらないような現在進行形のものが展示されています。
同じ時代を生きているからこそ感じられるその時代、その時間を一緒に生きたから感じられるという特別な気持ちにもなるので好きです。

 

それでは、東京都現代美術館がどんな美術館で、常設展の内容を写真も含めて深掘りしていきます。

 

東京都現代美術館とは?

東京都現代美術館

東京都江東区に東京都現代美術館はあります。

最寄り駅は、東西線の木場駅や清澄白川駅ですが、駅から10分くらい歩きます。
ちょっと遠いのですね。。

ただ、この歩くのが、アートを見る前とアートを見た後に考える時間として、意外といいです。

 

東京都現代美術館は、非常に重厚な建物です。

東京都現代美術館

 

東京都現代美術館は、誰が設計したの?

柳沢孝彦さんです。
1935年生まれで、2017年に亡くなりました。

柳沢孝彦さんは数々の美術館を手掛けています。

  • MOA美術館
  • 真鶴町立中川一政美術館(1990年 吉田五十八賞受賞)
  • 郡山市立美術館
  • 富岡市立美術博物館
  • 東京オペラシティ

 

なお、この現代美術館は、プリツカー賞を受賞した磯崎新氏に「粗大ゴミ」と評されました。

ちょっと言い過ぎのような気もします。。
ただ、それだけ重厚長大ですので、維持管理費もかかっています。

事実、総工費は415億円、集客力は低く、赤字経営になり、批判されています。
当初は年間20億円以上あった予算も年々低くなり、収蔵品の購入が難しくなっていきました。

 

美術館の種類はいろいろあるが違いは何か

 

美術館といえば、六本木ヒルズにある森美術館や、上野にある東京都美術館など有名ですね。

海外に目を向けるとアメリカのニューヨークにあるメトロポリタンミュージアムやMoMA(ミュージアム オブ モダン アート)なども有名ですね。

これら同じ美術館ですが、実は種類が分かれています。
大きくいうと、博物館、近代アート美術館、現代アート美術館の3つに分けられます。

メトロポリタンミュージアムは博物館です。
MoMAや東京都美術館は、近代アート美術館。
そして、森美術館や東京都現代美術館は現代アート美術館となります。

 

何が違うのでしょうか?

 

博物館は、アートというよりは、歴史的な人間の制作物を展示するという趣旨が強いです。

一方で近代アート美術館と現代アート美術館は、いわゆるアート作品が展示されています。

この近代と現代の違いは、人によっても定義が多少異なるのですが、現代はより現在進行形のアートです。

現在進行形と言っても、既に亡くなっているアーティストの作品も現代アートと呼ばれます。

 

「現代アート」の定義は別の説明もあります。

現代アートの定義って何?

よく言われる定義の一つに「マルセル・デュシャン」以前と以降という話があります。

マルセル・デュシャンがなぜ軸になっているかというと、アートの概念を大きく変えたと言われているのです。

デュシャンがやったことは、簡単にいうと、アートを「美」というものから「コンセプト」に変えたと言われています。

 

もう少し具体的に話すと、

デュシャンは、美術展に既製品の「便器」にサインをしたものを『泉』という題名をつけて提示しました。

当然これは、芸術作品では無い!というたくさんの批判を浴びることになります。

 

少し難しい話になりますが、
その批判に対して、デュシャンはひるむ事なく、
「アートとは、今まで誰もやっていない価値観を提示すること、意味のある問いを立てることである」と主張します。
当然そこには賛成する人もいれば、反対する人もいる。
そこにいろんな議論が巻き起こる。
その状況こそがアートが成すべき事だということです。

ここに、デュシャンにより、アートの概念というのがupdateされたと言われています。

以降、アートとは、世の中に、新たな価値観を提示したり、疑問を投げかけたり、問いを投げかけたりする事だと定義され、これらの行為を行うアートを現代アートと呼ぶという定義もあります。

この考え方を理解するとアートって、めちゃくちゃ面白いな!って思いませんか?

(諸説あり)

 

ちょっと話が深くなり過ぎてしまったかもしれません。
現代美術館に話を戻します。

東京都現代美術館の所蔵作品のちょっとしたおもしろ話

東京都現代美術館は、公的美術館なので、税金も投入されています。

開館前に、リキテンスタインの「ヘア・リボンの少女」という作品を約6億円で購入しました。
これに対して、新聞などのメディアで報道された結果、「漫画みたいな絵に税金で買うのはどういうことだ」という自治体からの批判がありました。

これは現代アートの評価と、みんなにわかること。という点が、なかなか難しいという結果でもあります。

 

ちなみに、元ZOZO社長の前澤友作さんが購入した事で有名なアーティストバスキアですが、実は北九州市立美術館も「消防士」という作品を所蔵しています。

実はこの作品、1984年のバスキアがまだ有名になる前に375万円で北九州市が購入しています。
そして、今では100億の値段がついてもおかしく無い作品になっています。

収蔵作品の選定眼が重要という話ですが、どのアートが価格が上がるかはわかりません。
ある程度一定にコレクションを追加していくのが重要だと私は思います。

消防士の絵はこちら。

消防士 1983年

消防士 1983年

 

バスキアについての記事はこちら。
➡️ バスキア(Basquiat)は、なぜ日本でこれほど有名になったのか

 

 

それでは、東京都現代美術館の常設展示を深掘りしていきましょう。

東京都現代美術館の常設展示

東京都現代美術館の所蔵品は非常にたくさんあり、期間で変わっていきますので、ぜひ企画展を見たら立ち寄る事をお勧めします。

 

作品によって写真が撮れるものと撮れないものがあります。。

 

オノ・ヨーコ

あの有名な「YES」

オノ・ヨーコ

KUROKO

ジョンとヨーコが、イエス、フォーリンラブ!

違うか。

 

そして「IMAGINE」

オノ・ヨーコ

 

覚えている?忘れたよ。

 

 

MEMO

オノ・ヨーコさんのインストラクション・ペインティング

この作品、ただ言葉が書いてあるだけじゃん!って思いませんか?
私は思いました。。

 

この文字が書かれているアートスタイルは、実は名前がついています。

「インストラクション・ペインティング」と呼ばれています。

インストラクションとは日本語に訳すと「指示」という意味です。

 

アーティストの文章によるインストラクション(指示)により、鑑賞者が想像したり、行動したりすることで完成するというアートです。

事実、「YES」という文字をみたジョンはオノ・ヨーコと結婚することになる。

なんとも象徴的です。

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ホンマタカシ

ホンマタカシ さんは写真家ですが、特に建築写真家として有名です。

 

東京オリンピックでも使われた丹下健三さん設計の代々木体育館です。
独特の色合い。

ホンマタカシ

 

東京を逆さつりにした作品
なぜか漫画「アキラ」の世界を思い出してしまいます。空から降ってくるような。

ホンマタカシ

 

ホンマタカシ さんは、2020東京オリンピック・パラリンピックの公式アートポスターも作成しています。

 

2020東京オリンピック・パラリンピック公式アートポスターの記事はこちらから。

 

宮島達男

宮島達男さんはこんな感じのデジタルで数字を表示し続けるアートが多いです。
下記インスタの写真ですが、スライドしてみてください。
単純に拡大してとっただけですが、結構雰囲気変わりますよね。

この日は、完全貸し切り状態でした!
ボーッと眺めているのが好きです。

KUROKO

私が好きなのは、ただ一度としてこの盤に同じ瞬間は無いということ。
時間と共に、数字はどんどん変わっていくからです。

今、この瞬間は、もう二度とこないという。時間の大切さやはかなさを感じます。

 

宮島達男さんは、独自の芸術論も語り、数々の書籍も出しています。
アーティストになれる人、なれない人というほんも面白いです!

 

 

 

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