こんにちは。建築大好きkurokoです。
今回は新国立競技場を設計したことで有名な隈研吾さんが設計された木の美しい駅、高尾山口駅を紹介します。
これぞ近年の隈建築ともいうべき圧巻の作品です。
なお、前回は石のミュージアム、角川武蔵野ミュージアムを紹介しました。
2020年の紅白歌合戦で、今話題のYOASOBIが歌った場所。ということで一躍有名になりました。
まだ読んでいない方はこちらから。
➡️ 建築家 隈研吾設計の角川武蔵野ミュージアム
それでは早速、高尾山口駅の建築を深掘りしていきましょう!
美しい木の駅 高尾山口駅
まずは全体像
外に広がるような開放感に満ち溢れた入り口です。
この広がり具合が、とても気持ちいいです。
角度がかなり緻密に計算されていると思うんですよね。
正面から見て美しく、横から見ても幾何学的に美しく見える。
程よく日陰を作り、待ち合わせ場所として機能させる程度の広場を用意してくれています。
これから山に登るぞというやる気を増幅してくれる作用。
横からの眺め。
幾何学的に美しいので、いろんな角度から見たくなります。
さらに山や空ともマッチするような作り。
写真を見て思いましたが、屋根の上の部分が一切見えない作りになっています。
どうでしょう?隈研吾さん設計の高尾山口駅。
ぜひ高尾山に登るついでに、よく見てみるといいのかなと思います!
高尾山口駅を設計した隈研吾氏とは?
隈研吾さんのプロフィールを一応ご紹介しておきます。
1954年神奈川県生まれ。
東京大学工学部建築学科、同大学院建築意匠専攻修士課程を1979年に修了。
在学中は、芦原義信、槇文彦、内田祥哉、原広司らに師事。
卒業後日本設計に就職。戸田建設、コロンビア大学建築・都市計画学科客員研究員を経て、1990年に隈研吾建築都市設計事務所を設立。
法政大学工学部建築学科非常勤講師、慶應義塾大学環境情報学部特別招聘教授、早稲田バウハウス・スクール講師をはじめたすう大学にて教壇をとる。
1997年 日本建築学会賞作品賞(登米町伝統芸能館)
2001年 村野藤吾賞(那須河町馬頭広重美術館)
2010年 毎日芸術賞(根津美術館)
2011年 芸術選奨文部科学大臣賞(梼原・木橋ミュージアム)
近年は様々な種類の木材を活用した建築を建てており、「和の大家」とも称される。
隈研吾氏の最新の建築はこちらの本が詳しいです。
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なお、本ブログでは、隈研吾展の様子も記事にしています。
よろしければ合わせてどうぞ。
隈研吾展 全3回記事一覧
✅ 隈研吾展 新しい公共性を作るためのネコの5原則(1/3)
✅ 隈研吾展 新しい公共性を作るためのネコの5原則(2/3)
✅ 隈研吾展 新しい公共性を作るためのネコの5原則(3/3)
なお、隈研吾さんはホテルもいくつか設計されています。
どんなホテルなのか。詳細はこちらの記事で。
➡️【宿泊記】宮崎県 隈研吾設計したホテル「ガーデンテラス宮崎」に宿泊!
➡️ 建築家「隈研吾」設計のATAMI 海峯楼に泊まりたい
➡️ 建築家「隈研吾」設計の旅館「藤屋」に泊まりたい
ちょこっと宣伝です。
隈研吾さんと坂本龍一さんがコラボした「つみき」というインテリアにもなるおもちゃが話題です。
隈研吾氏の建築をもっと知りたい方はこちらがお勧めです。
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今回の記事は以上になります。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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