こんにちは。子供の中学受験を全力でサポートしているkurokoです。
小4の1月に中学受験を本格的に始めると決めてから9ヶ月が過ぎ、10ヶ月目です。。
10月というとまだ小学5年生の折り返し地点のように感じますが、中学受験の塾のカレンダー的にはあと4ヶ月です。。
これを書いているのは10月末なので、残り11月、12月、1月の3ヶ月。
受験本番まで1年と3ヶ月しかありません。少し焦ってきているkuroko親子です。
さて、9月は夏期講習の成果がガッツリ出るものと思っていましたが、
残念ながら、そうはなりませんでした。。。
組分けテストの結果は芳しくなく、残念ながらCクラスからBクラスに落ちてしまいました。(名目上のクラスで、実際のクラスはまだCクラス)
組分けテストで二回連続で落ちると名目上のクラスだけでなく、実際に受ける授業のクラスも落ちてしまいますので、本人は結構気にしています。。
前回9月の記事はこちらから。
➡️ 【中学受験奮闘記】小5 9月:いよいよ後半突入
さてさて、10月はどうなることか。
体験記を送ります。
小五10月のカリキュラムと勉強状況
10月のカリキュラムは5年下期の第6回から第9回まで。
小五10月の算数
算数の第6回、7回は速さの比です。
上期も速さはやりましたが、下期は「比」を使って解く問題です。
1回-5回も全て比だったので、比の取り扱いには慣れてきました。夏期講習で先取りでやっていたこともいい形で効いているようです。
速さの比は、速さ✖︎時間=距離の数式を比だけで計算できるようになるとかなり理解が進みます。
難しいのは、速さの比は時間の比と逆比になったり、比の計算と実際の数字の計算が入り乱れるので、比の話なのか、実際の数字の話なのかを理解しないと、問題の解説を読んでも理解できません。うちの子は基本問題を徹底的にやりました。
第8回は平面図形の比です。
特に折り紙のように図形を折り曲げる問題。長さが同じ部分、角度が同じ部分を見つけるのが鉄則ですが、答えに直結しないとついつい忘れがちです。
大人でも図形が見えないと、答えが見えてこないような問題も多数ありました。。
塾の先生曰く、図形は解いたことがあるか、無いかでかなり差が出るそうです。
なので、難しい問題もなるべく演習をこなすようにしました。
第9回は、規則性に関する問題。数学で言うところの数列です。
これは最初見るとかなり難易度が高いように見えますが、規則性を見つければいいとわかると急に簡単になります。
よく陥るのは、表のように縦横に数列が並び、右から何番目の上から何段目の数字は何?と言った問題は、+1忘れなどが頻発します。
これも、問題を解いてみてそう言う落とし穴があると言うのを体で理解(失敗して理解)することが大切でした。
小五10月の国語
上期は、塾が無い日も必ず長文読解をやってきましたが、読解問題はそれなりに解けるようになってきたので、下期は算数と理科にフォーカスして、読解問題の毎日化は一旦お休み中です。
これで国語の点数が下がっていくのかはちょっと注目なのですが、、
カリキュラムとしては第6回、7回が随筆文、8回が物語・小説の3回目、9回は詩です。
詩はなかなか苦戦しています。。
私も子供の頃はそれほど興味なかったなぁ。と思いましたが、
ちょうど問題に谷川俊太郎氏の詩が出ており、なかなかいいなと思いました。
そこで、谷川氏の詩集を購入しました。
子供はなかなか読んでくれませんが、私と妻はプチハマりしました。
小五10月の理科
下期からかなり理科の難易度が上がっている感覚があります。
知識に加えて、図表の読み解きや計算が入ってきており、ここら辺コツを掴むまで難しいです。
理科の第6回は、物の運動です。特に振り子と玉を転がして速度がどのくらいかと言う問題です。
ここのポイントは、玉の重さは速度には関係ないと言う点。
振り子が行って返ってくるのを周期と呼びますが、重い球でも軽い球でも紐の長さが同じなら周期は変わりません。ここが感覚的にわからない。。
同様に、1mの高さの坂から転がした玉の速さは、重い球でも軽い球でも同じです。
この仕組み、理屈を叩き込めれば、物の運動の第一関門はクリアでしょうか。
第7回は物の燃焼です。ろうそくの炎や金属の燃焼はまずは暗記すればさほど問題なしです。鉄や銅についてはサビの問題も含みます。少し難易度が高いのは、金属が燃えると酸素が結合するので質量が重くなります。ただし金属によって重くなる重さが異なります。
この計算問題が出るのですが、難しいのは、マグネシウムと鉄を合わせて20gもやしたら25gになりました。さてマグネシウムはどのくらい含まれているか。と言った問題。
何を聞かれているか、図表の読み解き、鶴亀算で解く。と言うのをイメージする必要があります。
第8回と9回は電気と磁界です。
8回は主に電流、電圧、抵抗の問題。電池に豆電球がつながっていて電流はどのくらい流れるかと言った問題が主ですが、直列、並列あたりまではOKですが、この組み合わせで一つハードルがあります。次のハードルはスイッチが組み合わされた問題です。さらにその次の問題が回路図が分かりにくい問題です。これらをもうらするとある程度クリアできます。
9回はここに、電流が流れると周囲に磁界が発生すると言う問題に発展します。
これはなかなか難しい。右ねじの法則など法則は覚えることで基本問題はクリアできると思います。難易度が上がるのは、8回で勉強した回路図にスイッチを入れたり切ったりすると磁界はどう変わるかと言うあたり。また、モーターなどの仕組みやブザーなどコイルに電流が流れて磁石になったり電流が止まって磁界が無くなったりと言う仕組みを使った機器などの問題は慣れないと何の問題をやっているかも理解できません。
10月の理科は電気がかなりハードルです。カリキュラムテストの平均点も見たことないほど低かったです。。。ここがちゃんとできるようになると差は大きそうです。
小五10月の社会
社会は歴史が一気に進みます。鎌倉時代から江戸時代の初期まで。
第1回−5回に比べて、覚えることがかなり多くなりますし、時代単位では覚えても似たような話があるので、どの時代の事か混乱することもあります。
しっかり暗記した上で、考える演習問題を解いて、理解を定着化させる必要がありそうです。
第6回の社会は、鎌倉時代です。いよいよ武士の時代。まだこの時代は覚えやすいです。ポイントは将軍・執権・武士の封建制度や政治の仕組み。北条氏の執権の名前とイベント(承久の乱、御成敗式目、元寇など)の順番を覚えること。この時代に一気に仏教の種類が増えるのでここを押さえればさほど問題はないかなと。
第7回目は、室町時代です。室町時代もさほど難しくはないと思います。鎌倉時代の政治と比較して覚える点(将軍の下に管領がおかれ、六波羅探題の代わりに鎌倉府がおかれ・・)室町時代初期の混乱、後醍醐天皇による建武の新政や南北朝時代、後半の応仁の乱あたりを押さえる。
また、室町時代の文化を押さえておく必要はありです。特に義光の北山文化と義政の東山文化の二つ分かれている点。ごっちゃに覚えておくと足をすくわれることありです。
第8回は安土桃山時代。ここは色々覚えることが多いですが、基本は織田信長、豊臣秀吉を押さえること。各種戦いの年号と日本地図での場所は押さえておく必要ありです。また戦国武将も国の名前とともに押さえておくと理解は深まると思います。
第9回は江戸時代初期。鎌倉幕府、室町幕府と比較もありますが、江戸時代は解像度が結構高く求められてきます。武家諸法度の制度やその背景、なぜ参勤交代をさせたのか。なぜ鎖国をしたのか。なぜキリシタンを弾圧したのか。など時代的な背景が細かく出題されるのも傾向の一つかと。何となく近代に向けて社会の仕組みに近くなってきますね。
社会は、塾の授業の前に予習を徹底しました。
事前に予習シリーズを読んで、簡単な演習問題は解いておく。
その上でカードも作って、最初はきついですが、すぐに覚えます。そうすることで授業では復習となり、膨大に覚えることがある中で効率的に覚えられました。
ただし、1回1回はちゃんと覚えることができますが、明との貿易はどの時代だったっけ?など4回まとめた出題になると混乱しがちなので、仕上げとしては複合的な問題も必要です。
また、カリキュラムテストをやって特に難しかったのが、間違っているモノはどれか。と言った問題。細かく理解していないとわからなかったりします。
ここら辺は問題を解いていくことで定着していくので、演習問題をしっかりさせることにしました。
そこでよかったのがこちらの演習問題集です。
実際に過去問から出題しているようですが、結構解けます。実際の中学入試に出た問題も解けると言うことで、本人の自信にもつながっていました。
また、特に歴史の伝記の小説や漫画は色々と買っておきました。
全部読んだわけではないですけどね。。興味持ったモノはよく読んでいました。伝記小説は国語の読解にもつながるかなと思います。
10月の状況はこんな感じです。
それでは10月のテスト結果はどうだったでしょうか?
10月のテストとその結果は?
10月のテストは、上旬に小五6回目の組み分けテスト。
カリキュラムテストが中旬、下旬の2回ありました。
第6回 組み分けテスト結果
まず組み分けテストの結果です。夏期講習の成果は、、
算数 | 国語 | 理科 | 社会 | 合計 | |
偏差値 | 60 | 60 | 54 | 59 | 60 |
今回は会心の出来です!!!
前回Bクラスに落ちましたが、再度Cクラスに返り咲きました!!!
うーん、よくやった。
今回は理科がちょっと落ちましたが、非常にバランスが取れた出来です!!
算数は今まで大問8、9の難しいのは手もつけられなかったのですが、今回は大問9の(1)が取れている!ここは大いに褒めてあげたい。特に苦手な図形の問題もある中で、この偏差値は自信にもつながっている模様
国語は基礎知識と漢字がまだ間違う。。その代わり記述などが取れているので、点数的にはいい感じです。字が汚いんですよね。。これからちょっとずつ直して行こう!
理科は水溶液の問題を重点的に強化したものの、、ダメでした。
ここはなかなか難しい。本人も苦手意識がついちゃって、、どこかで克服しなくてはですが、、
社会は点数は驚くほどよく、素晴らしいの一言。前期の地理の組分けでは考える問題が多く、どんどん難しくなってなかなか点数取れませんでしたが、歴史の問題に新しくなり幸先の良いスタートが切れました!この調子で歴史は得意科目になってほしいところ。
カリキュラムテスト結果
組み分けテストがCクラスとなったので、Cクラスでのカリキュラムテストになります。
Cクラスのカリテはなかなか難しいのですよね。。。
算数 | 国語 | 理科 | 社会 | 合計 | |
下期6-7-C | 51 | 38 | 37 | 49 | 42 |
下期8-9-C | 47 | 42 | 40 | 61 | 46 |
いやぁやっぱりです。。
なかなか見るに耐えないカリテの結果。。でもそりゃそうです。BクラスとCクラスを行ったりきたりしているので、Cクラスの中ではこういう偏差値になるわけです。
でも2回目のカリテは算数以外は改善しています。
一歩一歩ですね!
下期6-7のカリテ
やっぱりCクラスのカリテは厳しかった。久しぶりに変わったので問題にもちょっと慣れていなかったか。。
算数は偏差値50越えという意味ではなかなか良い感じ!単元としても「速さ」の比がテーマの中、これはなかなかの結果。やっぱり演習問題の「練習」レベルを中心に何度か解き直しをしたのがきいたのかなという所感です。
国語は、まず漢字と知識がボロボロ。今まで取れていた読解も今回はイマイチ。今まで国語はそれほど対策をしてきませんでしたが、ちょっと考えた方がいいのかなぁ。
理科の方がやばいです。単元はふりこと燃焼。どちらもグラフの読みときと計算問題で落としちゃっているので、こういう問題の慣れが必要。社会は結構できてきているのですが、勉強時間の比率が社会によってしまったかなぁ。
社会はそこそこ良かったでしょう。鎌倉時代と室町時代。間違いのポイントは、正しくない記載はどれか?を選ぶ問題系。確かに巧妙に仕組まれている。塾のテキストや演習問題を説いていても似たような問題が無いので、なかなか難しい面はある。ここの対策はなかなか難しい。
下期8-9のカリテ
下期6-7に比べればだいぶ良くなったぞ!
Cクラスでもうすぐ偏差値50が狙えるところへ。がんばろう!
算数は、前回が良かっただけに今回も頑張ったが残念。単元は平面図形と数理問題。
苦手な図形は頑張ったが、やっぱりまだ落としている。数理系は得意圏内には持っていったものの、凡ミスが。。確かに時間が無いと1を加えるパターンかそうじゃ無いかの見落としはあるんですが、、ちゃんとチェックをしないとね。。
国語は相変わらず漢字と知識がなかなか取れていない。一方で今回は読解はヒット。点数は結構上がったので期待しましたが、平均点も結構上がっていました。。結果偏差値は微増にとどまる。やっぱりみんな点数が上がっている。
理科は点数的には今回は相当やばそうに見えた。。が、偏差値では前回より向上。今回問題が難しかったのね。。単元は電気回路と電磁気。確かにこれは中学生、高校生でも結構難しいところなので、、大変だよね。。でもここを頑張れるとチャンスかも!
社会は、安土桃山時代と江戸時代①。
戦国武将のマンガと伝記を結構読ませていたからか、ここはスマッシュヒット!Cクラスで偏差値60はすごいぞ!!!
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小5 10月の受験勉強 まとめ
まず、9月の組分けテストではCクラスからBクラス落ちでしたが、10月の組分けテストで復活できたのはよかったです。素晴らしい。
そして、勉強の習慣もかなりついてきました。
上期は算数の練習問題などは、なかなか解けない問題も多く、諦めちゃうところもありましたが、下期では結構解けるようになってきています。
国語の記述問題もこなれてきている感じになってきました。
社会も歴史は結構好調なスタートです。この調子で続いてくれるといいです。
理科は苦戦中です。演習問題が少ないかなと思うので、11月は理科を重点的に改善していく必要があるかなと思います。
ちなみに、10月に我らが中学受験のバイブル漫画「2月の勝者」のテレビドラマの放映が始まっていますね!
そして第13巻も発売されております!!
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今回の記事は以上になります。
最後まで読んでいただきましてありがとうございます。
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