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allbirds -機能的にもデザイン的にも普通だけどなぜか履きたくなる靴 (購入レビュー)

allbirds -機能的にもデザイン的にも普通だけどなぜか履きたくなる靴 (購入レビュー)

こんにちは。新しもの好きなkurokoです。

みなさんは、普段、靴をどのように選んでいますか?

 

ビジネス向けはやっぱり革靴。Regalなどのショップでとりあえず選ぶ

NIKEなどお気に入りのシューズメーカーから選ぶ

履きごごちに定評のあるビルケンシュトックを選ぶ

 

人それぞれかと思いますが、私は長らくCamper(カンペール)が大好きで、ちゃんとした革靴以外はほぼカンペールしか買っていませんでした。
➡️ Camper公式サイト

 

そんな中、最近見つけたおすすめなブランドが「allbirds(オールバーズ)」です。

デザインが尖っているわけでもなく、機能的にも何か特別なものがあるわけではありません。

私がこのブランドでいいなというのが、「雰囲気」です。
胡散臭く聞こえてしまうのですが、
この靴を履いていると、なんとも気分が良いのです。

ちょっと仕事ができて、
ちょっと環境に貢献できている気がして、
ちょっと時代の先端を行っている気がして。

まさに、気分がいいからコレを履く。

 

もう少しビジネス用語で言うと、「世界観」に共感する。
と表現できます。

最近アパレル業界で話題になっているので、DNVB(Digital Native Vertical Brand)やD2C(Direct to Consumer)といったスタートアップ。
簡単にいえば、量販店や百貨店経由で売るのではなく、ECや直販店を持って直接消費者と繋がり、世界観を売るアパレルという形です。

このブログでも他のエントリーで書いているので、詳しくはそちらを。

➡️ D2Cの波 -人はストーリーを買いたがっている
➡️ DNVB 世界観を売るブランドはなぜ原価を公開するのか?

 

前置きが長くなりましたが、このブログでは、allbirdsの良さ、買ってみた感想・レビューを紹介していきます。

 

allbirdsの靴はどんなの?

冒頭お話ししたallbirdsの靴を買う理由は、
機能がいいからでもなく、デザインが良いからでもなく、「気分がいいから」と書きました。

一体、どんな靴なのでしょうか。深掘りしていきます。

 

私は二つの靴を購入しました。

Wool Runner

allbirds

筆写撮影 allbirds

こちらが、Wool Runnerでallbirdsの定番のモデルです。
白いソールが特徴的ですが、どこか無印良品やユニクロっぽさがあると思いませんか?

 

Tree Runner

allbirds

筆写撮影 allbirds

私はこっちの方がお気に入りです。メッシュでかっこいいです。

写真を見てわかるように、結構普通のスニーカーのように見えると思います。
ちなみにお値段はどちらも12,500円でした。
お手頃な価格帯というのもとってもいいです。

 

 

allbirdsの靴ギャラリー

 

 

この靴を選ぶことが「気持ちいい」その理由

allbirdsを買うことがなぜ気分が良いのか?

その一つは環境のためになっているから。

「環境のため」と言っても、最近の企業では、CSRのような活動で色々やっているのが当たり前で、特に目新しいことではありません。

 

allbirdsでは自然に、かつ戦略的に、彼らの世界観やストーリーに環境への配慮が含まれているのです。

例えば、下の写真は、私が購入して持ち帰った箱です。

allbirds shopping bag

筆写撮影 allbirds shopping bag

見ての通り、なんの変哲も無い靴箱ですが、
写真上部にある持ち手のような青い紐、これは「靴紐」を流用しています。

靴の箱をさらにショッピングバックにするとそれだけでエネルギーがかかりますが、靴紐をここに入れるだけで、エコになります。
ちなみに靴紐はペットボトル一本の再利用で、靴紐2本を作っているとのことです。

何より素敵なのは、この自然なデザインです。エコになる上にかっこいい。この感覚がたまらないです。

そして、お店の定員さんから何気なくこのストーリーをお会計の際に話してくれるのです。
心を揺さぶられる瞬間です。

 

もちろんあらゆる面で環境に配慮されている

これ以外にも、環境への配慮は徹底されています。

購入したダンボールには以下のような記載があります。

allbirds

 

翻訳してみます。

私たちの周りにあるものから作っています

オールバーズでは、私たち社員は常にこれは最善の方法か?という問いを考えています。
合成素材に頼るよりも、私たちの目の前にあるサステイナブルな素材を使えないかを探し続けます。
我々のサイトにアクセスいただければ、より良い方法でより良いものを作っているのかわかってもらえると思います。

 

具体的には以下のような感じです。

  • Wool Runnerは、その名の通り羊の毛から作られているようですが、合成素材を使うよりもエネルギー消費を60%も削減しています。
  • Tree Runnerの素材の「テンセルリヨセル」は、木材から作った繊維ですが、南アフリカで肥料を最小限に抑え、従来の素材と比較して水の使用量も95%も抑えて作られたようです。
  • 箱の梱包材も90%はダンボールのリサイクルで作られています。
  • ペットボトル1本からオールバーズの靴紐2本が作られています

 

こんな話が色々なメディアを通じて入ってきます。

彼らの重要なメディアの一つが直販店でもあります。
(直販店は靴を売る店ではなく、彼らの世界観をファンに届ける場所として存在しているのです)

allbirdsのお店(日本の第一号店が原宿にオープン)

allbirdsは基本的にはネットで購入ですが、日本の1号店が原宿にできました。

allbirds原宿店

allbirds原宿店

地図で見るとこちら。

 

ショップは靴を見ているだけでワクワクさせてくれます。

allbirds原宿店

allbirds原宿店

靴の展示もおしゃれだし、
雲の形をした鏡もいいですよね!

 

 

レジ裏も靴の箱が美しく並んでいていい感じ!

allbirds原宿店レジ裏

allbirds原宿店レジ裏

 

ぜひ、一度allbirds原宿店に行ってみてください。
ワクワクすること間違いなしですよ!!

 

今日の記事は以上です。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

 

 

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