こんにちは。子供の中学受験を全力でサポートしているkurokoです。
小4の1月に中学受験を本格的に始めると決めてから11ヶ月が過ぎ、12ヶ月目です。
もう今年も終わり。そしてあっという間の1年でした。
5年生の単元も終わりが見えてきており、12月の中旬に組み分けテスト、そして冬期講習と続きました。小学5年生でも正月特訓というのがあり、いよいよ本当の受験生なんだと感じます。
さて、11月は組分けテストで残念ながらCクラスの点数には届かず、再度のクラス落ちしてしまいました。
➡️ 【中学受験奮闘記】小5 11月:組分けテストでまた落ちてしまう。めげない!
入塾直後の4年生最後の組み分けテストでは偏差値40でAクラスでした。
第1回組分けでは、偏差値54でBクラスに上がり、
第2回組分けでは、偏差値56でCクラスに上がりました。
第3回組分けは、偏差値53でBクラスに下がり、
第4回組分けは、偏差値57でCクラスに上がりました。
第5回組分けでは、偏差値55でBクラスに落ち、
第6回組分けでは、偏差値60でCクラスに上がりました。
そして、前回第7回組分けで、偏差値55でBクラスに落ちてしまいました。
こう見るとやっぱり偏差値は54-57くらいが実力値なのかなと見えてきます。
ちょうどBクラスとCクラスのはざま。
ここから抜けられるのか。。
12月の組み分けテスト結果はどうだったでしょうか。
ここまで交互に点数を取っていると、次回はきっとまたCクラス相当の点数はどれるのかなぁ。なんて楽観視していますが、、どうなることか。
ところで、10月からドラマとして始まった「二月の勝者」面白いですね。
我々親世代が若い頃活躍した俳優が、子供の親に設定されているのも何だか狙われているのはわかりつつ、感情移入してしまいます。
そしてドラマ上ではあっという間の1年。
もう最終回を向かえます。ドラマだけでなく、現実も思ったよりも早いです。直ぐに1年たってしまいそうですね。
➡️ 二月の勝者はhuluで見れます
漫画の方では12月に第14巻が発売されましたね。ドラマと歩調を合わせて、いよいよ受験本番です!
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小五12月のカリキュラムと勉強状況
12月のカリキュラムは5年下期の第14回から第17回までです。
全ての単元の終わりが見えてきました。
加えて後半の冬休みに入ると冬期講習の前半が始まります。
小五12月の算数
第14回は容器と水量です。ニュートン算も出てきます。
5年前期でもやった水が容器に溜まる問題の応用ですね。比を使った問題や、水が容器に入り続けながら同時に放出されるという通称ニュートン算も出てきます。
初めてではなく、容器の水の問題、比の問題、速さの問題などを組み合わせて解けるので、比較的理解が早く難しい問題にも取り組んでいけてます。
池の周りを回る系の問題が出てきます。
ダイヤグラムを使い難い問題が出てきます。ここに比だけで解くような問題が出てくるのでなかなかの難易度です。
「練習問題」のレベルでも、2度解き直してもまだわからない問題が残ります。。
第16回は和と差に関する問題です。
5年生の上期にもやった鶴亀算などの応用編で、3つのものが出てきたり、比を使って解く問題や年齢算なども対象となっています。
第17回は図形上を移動する点です。
これは図形の問題と速さの問題の組み合わせといったところでしょうか。
ほとんど速さの問題なので、これは結構得意そう。
算数は、ここに来て基本問題から練習、応用問題までをこなせるようになってきました。
5年生の最初は、基本問題をマスターするのがやっとで、応用問題は取り組む前から「どうせこれは解けない」というスタンスでした。
ここにきて、解ける問題も出てきており、少し自信が出てきたように感じます。
小五12月の国語
国語は手紙の文章や社会とオーバーラップしますが文学作品などの知識問題が出て、そこそこ苦労しているようです。
12月からは、1日1問長文読解を復活させました。
平日の塾がない日は少し短めの長文問題を、休みの日でテストも無い日には、思い切って中学入試の過去問を解かせてみました。ただし、偏差値は40台。今回は「西武文理中学」の問題を活用しました。
1問は説明文、1問は物語文でしたが、説明文はボロボロで半分も解けず(というか文章の意味がわからないと・・・)。
一方物語文は正答率8割という高得点を叩き出しました。
説明文を解いた段階では、かなり打ちのめされていましたが、
翌週物語文を解いた後はかなり自信を持った模様です。
なかなか諸刃の刃かなと思いますが、、時々解かせてみようかなと思います。
また、塾のテキストでは問題がないし、市販のテキストもどれが良いか迷っていましたが、良いテキストを見つけました。
最高水準問題集 国語です。
過去問をベースにしており、結構な難易度を保てています。
加えて解説が詳しく、親も一緒に読むだけでかなりの理解が進みます。このテキストは自宅で使う用としては結構おすすめだと思います。
小五12月の理科
理科の第14回は13回に続いて地学です。
火山の成り立ちや、地震の揺れの伝わり方や揺れが発生するまでの距離と時間の計算など。
16回は、動植物がもう一度出てきます。
食物連鎖など、生物の全体の話がテーマになってきています。
我が子は昆虫や動物は多少好きですが、植物への興味が薄く、暗記系はなかなか覚えられません。。
11月に慶應義塾普通部を志望校の候補にしてみようと話して過去問を色々みてみたところ、慶應義塾普通部の理科は毎年のように植物の問題が出ていました。
ここを第一志望にする場合は、確実に植物を得意分野にしておく必要があります。
しかし、本当に過去問をみてみると学校毎に頻出テーマなどが違うので研究した方が良いですね。
小五12月の社会
社会の歴史は明治後期から大正時代に入ります。
歴史は江戸時代後期からガラッと変わり、一気に政治や戦争、歴史の話がテーマになってきます。
歴史漫画や人物の話、あるいは戦争がなんで起こったかといった大きなストーリーを説明していくのが効果的なようです。
暗記部分はいつも通りカードにしていきますが、一つ一つの文言が難しくなっています。
民選議院設立建白書、民本主義、護憲運動・・・
大人になると漢字の意味からわかってきますが、子供には呪文のような感じで理解していると、覚えたとしても、直ぐに忘れていまします。
ここは踏ん張りどころですね。。
12月のカリキュラムと勉強状況はこんな感じでした。
それでは12月のテスト結果はどうだったでしょうか?
12月のテストとその結果は?
12月のテストは、上旬にカリキュラムテスト。
そして中旬に第8回目の組み分けテストがありました。
カリキュラムテスト結果
まずはカリキュラムテストの結果から。
前回11月の組み分けテストが再びBクラスとなってしまったので、今回もBクラスでのカリキュラムテストになります。
Bクラスのテストになると途端に良い結果をたたき出しますが、今回は如何に!
算数 | 国語 | 理科 | 社会 | 合計 | |
下期13-14-B | 56 | 52 | 61 | 69 | 62 |
うんうんやっぱりいいです。
特に今回良かったのは、社会。Bクラスのテストとはいえ、偏差値69という数字は初めてみました。
この結果は素晴らしい!!
そして、社会にかすみますが、理科も60越えです。
国語は短歌と俳句の単元でしたが、苦労しました。
ただし、組分けテストで散々だった漢字や知識の問題はそれなりにちゃんと取れていたと思います。
今回は日程的に組分けテストの翌週にカリキュラムテストで苦しかったのですが、結果としてはとてもよくやったと思います。
この結果を次の組分けテストに生かして、ぜひCクラスに返り咲いてほしい!
第8回 組み分けテスト結果
まず組み分けテストの結果です。夏期講習の成果は、、
算数 | 国語 | 理科 | 社会 | 合計 | |
偏差値 | 60 | 55 | 55 | 59 | 59 |
セオリー通りです。Cクラスに返り咲きです!!
やっぱり、ここで落ちたら授業のクラスが変わってしまうというプレッシャーと、
カリキュラムテストはBクラスのものだとかなり偏差値もいいので、「できる」という波に乗れる感じが相まって、結果が出ているのでしょうか。
我が子はメンタルの影響がきっと大きいのだと思います。
なお、組み分け対策の方針として、算数に注力しました。
200点という総得点が大きい点、一問8点という点数配分も大きいので、コスパがいいと。。
結果としては、その作戦が功を奏した気はします。
算数は初めての偏差値60台を達成しました。
ただ、算数だけに注力しちゃうと足が掬われるので、組み分け前のカリキュラムテスト向けに国語の知識、社会の知識、理科の知識をしっかりと詰め込み、組み分け対策は算数に注力するというスタイルでやってみました。
小五 12月 志望校を再考する
前回11月の志望校の絞り込み、検討としては、もともと早稲田に行きたいと言って本格的に始めた中学受験でしたので、以下のようにしようと考えていました。
- 第一志望群:早稲田中学と慶應義塾普通部
※四谷大塚の偏差値で64くらい - 第二志望群:青山学院、世田谷学園、東京都市大学付属、攻玉社
※四谷大塚の偏差値で56-58 - 第三志望群(滑り止め):高輪中学、青陵中学校、桐光学園、桐蔭学園
※四谷大塚の偏差値で48-53
12月に過去問などを調べたり、この1年取り組んできての子供の向き不向きを確認したりしました。
一つ引っかかったのが、偏差値50台後半と60台中盤ではかなりの差があるということです。
早稲田や慶應などの過去問を見ても、いくら難しいテキストをやったとしても、自分の頭で考え応用力をつけないと半分の点数もとても取れるような問題ではありません。
もちろん今子供が解けるかというと全くその必要はないと思いますが、
どちらかというと、新しい単元や新しい問題にどのように取り組んでいるか。という姿勢が気になりました。
やはり、難しい問題でも考えて、間違えても解説を読んでそういうことなのか。とか、ちょっと違う視点で考えるとこうではないか?と言った疑問が出てきて、先生や親に質問があったりして、、、
そういうスタンスが無いと難しいのでは無いかと思ってしまいました。
我が子は、正直こういうスタンスがほぼゼロで、宿題やテストも答えが合っているか、間違っているか、解説がわからなければ聞きますが、探究心や考えて解いてやろうとか、分野自体の面白さや没頭ということもあるわけでは無いのです。
言い方悪いですが、暗記の延長線上で戦おうとしている。。
ただ、その延長線上でも偏差値50台後半まではいくのですが、ここからの伸びはなかなか難しいのがこの1年での結果ですし、今後もハードルが高いのでは無いかと思いました。
そこで、まずはスタンスを変えられるか、
変えられなければ、無理して高い偏差値の中学校を狙うのは本人も苦しいだけになるような気がしています。
小五 冬期講習&正月特訓
そして12月の後半は冬期講習が始まりました。
夏期講習の時に学校が無くて勉強の良いリズムを作る事ができたので、同じようなイメージでいくかなと思いましたが、ちょっと違っています。
夏期講習との違いは、
まず、短い休みの間をフルに使ってしまう形です。
そして、短い休みの中にイベントが目白押しです。クリスマスにお正月、実家への帰省などを考えるととても短い。
この短い期間の間に小五上期の復習が詰まっています。夏期講習ではゆっくりじっくり15日くらいかけていましたが、冬期講習は8日しかありません。
さらに小学5年生は正月特訓が12/30、1/2、1/3もあります。
そして家でも宿題や小テストの勉強、間違えた点の見直しなどもするとなると家での時間もかなり限られてきます。
まともにやろうとするとかなり大変なので、
うちの子はクリスマスはお休み、正月特訓も結局1/2はお休みする事にしました。
冬休みの難しいところは、最初の方にクリスマスなどのイベントが多く、スタートダッシュがイマイチきれない感じでした。また、組分けテストがよかったこともあり
短期集中して、量より質にシフトしていく必要がありそうです。
冬休みにやるカリキュラムは基本的には小五後期の復習です。夏休みほど長くないので、一回でこなす単元が倍増している感じです。
ここら辺は比較的最近やったこともあり、基本問題はほぼスラスラ解けます。
そこで、我が家では、試しに上期の問題を少しやってみることにしました。
算数などは比較的解けるのですが、問題は社会。地理の基本問題も結構忘れている。汗
理科も計算などは大丈夫ですが、暗記系は苦しいです。
ちょっとまずい感じで、今後復習をどのようにやっていくかはポイントですね。
小五 12月の受験勉強 まとめ
12月になると、小学6年生も見えてくるし、一つ上の受験生はバタバタしていますし、それに伴って塾の先生も雰囲気が変わってくるので、一気に受験のリアリティが出てきます。
そんな中での今回の組分けテストで高得点をマークできたのは、本人の自信にはつながりました。
ただ、安心しすぎて危機感が薄れたのか、冬休みはちょっとダレちゃったかなかぁ。
冬休みが短い割にこなさなくてはならない範囲は広いので、短期間でポイント絞って取り組んでいく必要がありそうです。
そういう意味では、今後6年生になるにあたって、得意分野と苦手分野をどのように時間配分してやっていくか、モチベーションを保ちながら限られた時間にリフレッシュも織り交ぜながらどのようにやっていくかの練習になるのかなと感じました。
今回の記事は以上になります。
最後まで読んでいただきましてありがとうございます。
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