こんにちは。ART大好きkurokoです。
六本木ヒルズの森アーツセンターギャラリーで始まった「KAWS TOKYO FIRST」に行ってきました!
入るためには、日時指定のチケットが必要なため、展示会はとっても空いてて快適!
しかし、グッズ売り場はヤバかったです。
私は、夜の18時の会でしたが、展示会に入るまでに30分並び、19時10分くらいからグッズ売り場に並びましたが、購入が終わったのは、23時過ぎだったので、まる4時間かかりました。
※並ぶ前は案内の方は2時間程度は並ぶと言われましたが、、全然長かった。。
グッズ売り場に並んだ話についてはこちらの記事をご参考に!
➡️ KAWS TOKYO FIRST グッズ売り場長蛇の列 買える商品は?定価は?
実際に購入したグッズ紹介も記事にしました。合わせてどうぞ!
➡️ KAWS TOKYO FIRST 4時間グッズ売り場に並んで買ったモノ 総額9万越え!
さてさて、この記事では、KAWS TOKYO FIRSTの展示内容を深掘りしていきます。
前回までの内容を見ていない方はこちらから
✅ 第一回 KAWS TOKYO FIRST -KAWSスタジオと初期の広告作品
✅ 第二回 KAWS TOKYO FIRST -KAWS 2000年代の作品群
✅ 第三回 KAWS TOKYO FIRST -KAWS 2010年代の作品群
第四回の今回は、2020年以降の最新のKAWSの作品を掘り下げていきます。
新型コロナによるパンデミックが進んだ2020年を考えさせられます。
出口の無い行き詰まりと、不要不急の自粛の中での束の間の時間と家族の大切さ。そんな絶望とその中にもある暖かさなどが感じられる作品だと私は思いました。
皆さんはどの様に感じましたでしょうか?
そもそもKAWSとは何者なのでしょうか?簡潔に紹介します。
本名はブライアン・ドネリー
KAWSという名前に意味はなく、文字の並びと音が好きだったとのこと。
1974年 アメリカ ニュージャージー生まれ。
1990年代初めにグラフィティアーティストとして活躍。
1993-1996年 School of Visual Artsで学ぶ。
×印の目のキャラクター作品で広く知られ、NIKE、ユニクロなど様々なファッションブランドともコラボ。
かつて、ディズニー関連のジャングル・ピクチャーズというアニメーション会社で101匹ワンチャンのセル画を描いていた経験あり。
2000年代以降は、シンプソンズ、ミッキーマウス、ミシュランマン、鉄腕アトム、ピカチュー、スヌーピーなどともコラボ。
皆様のご参考になりますとうれしいです。
NEW TURM
まずは、この連続する絵を見てみてください。
なんだかメッセージのあるストーリーが展開されています。
どうですか?
次から次に後ろから破って、自分の時代だ!と言わんばかりに展開していきます。
改めて、大きな絵で見てみましょう。
1枚目
最初はCHUMですね。画面にはみ出すほど大きい。
2枚目
それを突き破って、ニルモが出てきます。にっこりしていますね!!
3枚目
さらにそれを突き破って、COMPANIONが出てきます。
NEW TURN、いや僕の番だよ!と行っているようにも。
4枚目
さらに青いニルモが後ろから破ろうとしています!
どこまで繰り返されるのか・・・
5枚目
次は誰が?と思ったら全キャラクターが、まるで銃で打たれたような状況に・・・
(ただし、赤いニルモには当たっていないという説もあります)
なんだか、最近の話題では、東京オリンピックの混迷を示しているようにも感じてしまいました。
僕がやる!いや、僕だ!と次々と人が変わり、そして、最後は・・・
うつむくCHUM
2020年のCHUMは下を向いて俯いています。
新型コロナによる世界的な混乱を憂いているように感じました。
2008年にほぼ同じように作られたCHUMはこんな悲しそうではなく、斜め上方向をむいて、堂々としていました。
そう、こんな感じです。
NO EXIT
もう一つが、同じく赤いCHUMが牢屋のようなところに入って、出れなくなっている。出口がない=NO EXITのような状況。
これも、コロナにより八方塞がりで出口が無いような状況を連想させます。
✖︎印の目が、その状況と相まって、本当に参っているように見えてきます。
HOLIDAY
こちらは打って変わって、HOLIDAYという名のフィギュア。
4体のCOMPANIONが、まるで公園にいるように思い思いの姿でくつろいでいる様に見えます。
寝そべるCOMPANION
ボール遊びをした後はこんな感じになりますね。笑
大の字に寝そべるCOMPANION
公園でのこれ、気持ちいいですよね。背中が汚れるのはちょっと気になりますが、広がる青空は最高です。
赤ちゃんを抱っこするCOMPANION
幸せの瞬間ですね。
思い思いの格好で過ごすholiday。
パンデミックで、遠出はできなくなりましたが、近くの公園で寛ぐというのは私も家族と行きました。
(ここに犬的なペットがいたらもっと良かったー)
FAMILY
そして、最後はFAMILYというタイトルの巨大フィギュア
コンパニオン、ニルモ、子供のチャム、子供のコンパニオンと子供が抱くチャムの人形。
コロナ禍で改めて僕たちも家族の大切さに気づいたのではないでしょうか。
コロナは大変な混乱をもたらしましたが、何が大切なのかと考え、気づくきっかけを与えてくれたように感じます。
ある人にとっては家族でしょうし、ある人にとっては何か夢中になれる事だったり、人それぞれだと思いますが、KAWSの一連の作品では私はそんなストーリーを感じました。
今回の展示会レビューはここまでです。
これまで3回に渡ってKAWS TOKYO FIRSTの展示内容を深掘りしてきました。
ちなみに私はこの後、グッズ並びに4時間かけました。
やっぱり4時間はかなりきつい。
時間ももったいないです。
定価では買いたいけれど、多少高くても並ばずに買うのがいい。。と思うほど。。
ちょっと調べてみると結構色々買えそうです。定価よりは高いですが。。
今回の記事は以上になります。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
KAWS記事の一覧
KAWS TOKYO FIRSTレビュー
✅ 第一回 KAWS TOKYO FIRST -KAWSスタジオと初期の広告作品
✅ 第二回 KAWS TOKYO FIRST -KAWS 2000年代の作品群
✅ 第三回 KAWS TOKYO FIRST -KAWS 2010年代の作品群
KAWS TOKYO FIRSTのグッズ購入
➡️ KAWS TOKYO FIRST グッズ売り場長蛇の列 買える商品は?定価は?
➡️ KAWS TOKYO FIRST 4時間グッズ売り場に並んで買ったモノ 総額9万越え!
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