こんにちは。アート大好きkurokoです。
今回の記事は自分の備忘も込めて、2021年に予定されている美術展を特集します!
ちなみに、この記事は全く網羅的ではなく、私の独断と偏見でのおすすめの美術館特集となっています。
私の趣向としては、建築、現代アート、メディアアートなどが好みです。
2020年から続くコロナの影響で美術展も中止や延期が相次いでいます。
村上隆さんはYoutubeの動画で経営がかなり苦しい状況にあると訴えられてい他のが印象的でした。
村上隆さんがそのように訴えるくらいですから、他のアーティストも非常に苦しい状況にあると推測されます。
アート業界が盛り上がることを祈り、皆さんもガンガン美術館にいかれることをお勧めします!
それでは、早速2021年注目の美術館を見ていきましょう!
佐藤可士和展
広告代理店出身で超有名デザイナーといえば佐藤可士和氏
ビジネスパーソンにもかなり浸透されていると思います。
今回そんな可士和氏の大規模な展覧会が国立新美術館で開催されます!
これも絶対に行っておきたいところ!
会期:2021年2月3日(水)〜5月10日(月)
会場:国立新美術館
公式ホームページ:https://isamunoguchi.exhibit.jp
佐藤可士和さんの本はバイブルです!
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2021年2月某日に国立新美術館にて鑑賞してきました!
巨大な作品の数々、そうそうたる大企業のロゴ、ロゴの設計図など実際に見て心動かされるものがあるので、ぜひ直接見に行くことをおすすめします!
若手建築家 中川エリカ展
若手建築家として注目を集める中川エリカ展が乃木坂にあるToToギャラリー間で開催されます。
中川エリカ氏は、初期の代表作「ヨコハマアパートメント(西田司/オンデザインと共同設計)」、「桃山ハウス」で数々の賞を受賞するなど、今まさにエネルギッシュな活動を続けている若手建築家です。
中川氏の原点は、「新しい建築の表現を追求したい」という、飽くなき探求心にあります。
会期:2021年1月21日(木)〜3月21日(日)
会場:ToTo ギャラリー間
住所:東京都港区南青山1-24-3
公式ホームページ:https://jp.toto.com/gallerma/
2021年2月某日に鑑賞してきました!
ライゾマティクス
ライゾマティクスは2006年に結成された先端テクノロジーを活用したメディアアートを作る集団です。
Perfumeの演出で一躍有名になりました。
これはめちゃくちゃ気になるので是非とも行きたいところ!!
世界的に活躍するアーティストであるビョーク、スクエアプッシャー、Perfume、狂言師・野村萬斎や研究者らとのコラボレーションに加え、多様な視覚化やスペキュラティブなプロジェクトを通して、技術と表現の新しい可能性を追求してきました。 本展は、ライゾマティクスの設立15周年を契機とする本格的個展。絶え間なく変化する世界と同期する彼らの卓越した試みを呈示します。
会期:2021年3月20日(土)〜6月20日(日)
会場:東京現代美術館
住所:東京都江東区三好4-1-1
TEL:03-5777-8600(ハローダイヤル)
公式ホームページ:https://www.momat.go.jp/
2021年6月某日に東京現代美術館にて鑑賞してきました!
ライゾマティクスの最新の映像とその制作も展示され、なんと現地でリアルタイムに融合された映像が楽しめます。
アイノとアルヴァ 二人のアアルト
北欧家具が日本でもかなり有名になってきましたが、
北欧の家具職人、そして建築家といえば、「アルヴァ・アアルト」です。
このアアルトは夫婦揃っていろんな作品を残しているのです!
なんて羨ましい夫婦でしょう!
そんな二人の展示会が世田谷美術館で開催されます。
フィンランドを代表する建築家、アルヴァ・アアルト(1898-1976)。
使い手の視点に立ったきめこまやかなデザインと、地域や社会に根ざした建築を目指す姿勢――その原点は、もう一人のアアルト、妻・アイノ(1894-1949)の強い信念によってかたちづくられたものでした。
アイノがまだ無名のアルヴァと出会ってから先に没するまで、互いを補い合いながら同じ理想を共有した25年間の軌跡を、初公開となる貴重な数多くの資料をまじえてたどります。
会期:2021年3月20日(土)〜6月20日(日)
会場:世田谷美術館
公式ホームページ:https://www.setagayaartmuseum.or.jp/exhibition/special/detail.php
少し高いですが、アアルトは数々の美しい食器は今も販売されています!
ライアン・ガンダー われらの時代のサイン
近年注目を集めるライアン・ガンダーの東京での初めての大規模個展です!
ポップな感じが大好きなアーティスト!絶対に観にいこう!!
国際的な注目を集めるライアン・ガンダー(1976- 、イギリス生)の東京で初めての大規模個展。ガンダーの作品は、古今東西の美術作品や日常生活で気に留めることすら忘れているあたりまえの物事への着目を出発点とした、オブジェ、インスタレーション、絵画、写真、映像など多彩なジャンルにわたります。
制作の背景には、「見る」ということについての洞察や日常経験の鋭い分析など、知的な好奇心が満ちあふれています。意外なもの同士を結びつけ、情報を部分的に隠蔽し、ユーモアをまじえ、過去と未来に見る人の思いを誘うその作品を前にすれば、思わずクスっとしたあとに、はっとするような発見が待っていることでしょう。新作を含めて空間全体をひとつの作品として創り上げることを目指す今回の個展を、ガンダー自身も楽しみにしています。
また、もう一つの試みとして、ガンダーのキュレーションによる当館収蔵品展を開催します。寺田小太郎氏による「プライベート・アイ・コレクション」を、作家の目はどのように捉え、選び、味わうのか。コレクションに向けられる新たな視点にも期待が寄せられます。
会期:2021年4月17日(土)〜6月20日(日)
会場:東京オペラシティ アートギャラリー
公式ホームページ:https://www.operacity.jp/ag/exh/upcoming_exhibitions/
特別展「イサム・ノグチ 発見の道」
戦後を代表する彫刻家と言っても良いイサム・ノグチさん。
ニューヨークを拠点に活躍し、ニューヨークに単独の美術館もあります。
今回は大規模な展覧会となっており、まとめて展示されるのは初めての試みとのこと!
日本人を父に、米国人を母に生まれたノグチは、自然と通ずる抽象のフォルムが生み出す世界を、生涯を通じて追い求めました。
ノグチは、戦争により両親の祖国が敵どうしになるという出来事も経験しており、平和への願いを込めた作品を数多く残したことでも知られます。
本展では、国内外の多数の大型作品をはじめ、「あかり」を含めておよそ90件の作品が集結。「彫刻とは何か」を追求したノグチの前人未到といえる創造の軌跡を辿ります。 また、光の彫刻「あかり」を150灯も用いたインスタレーションや、折り紙などからインスピレーションを得た金属彫刻のシリーズと遊具彫刻を合わせて展示。回遊型の鑑賞プランにより“ノグチ空間”が誕生。 ニューヨークと香川県高松市牟礼(むれ)町のアトリエを往還し制作に取り組んでいたノグチ。牟礼に残された作品が、同所以外でまとめて展示されるのは 今回が初となります。
会期:2021年4月24日(土)〜8月29日(日)
会場:東京都美術館
公式ホームページ:https://isamunoguchi.exhibit.jp
なお北海道、札幌にはイサム・ノグチさんが設計した大規模な公園もあります。
そちらの訪問してきました。その時の記事も参考に。
➡️ 札幌の観光で外せないイサム・ノグチ設計のアート モエレ沼公園に行ってみた!
イサム・ノグチの家具は今も愛されています!
隈研吾展 新しい公共性をつくるためのネコの5原則
建築家隈研吾さんの展示会です。
隈研吾さんはあの新国立競技場を設計してからというものうなぎ上りに人気です。
(もちろんその前からかなりの有名な作品を残しておりますが。)
2018年に開館した《V&Aダンディー》(スコットランド)が米TIME誌の「2019年世界で最も素晴らしい場所100」に選ばれたことに象徴されるように、彼の建築は、人が集まる場所として、世界中の人々を魅了しています。
本展はそんな隈の建築の特徴を、模型や写真によって紹介するだけでなく、先端的な技術を用いたいくつもの映像によって実感できるようにします。展覧会オリジナルとなるこれらの映像の制作には、瀧本幹也など国内外のアーティストが参加。また、識者の協力を得て、隈ならではの東京の未来像を提案する一室が設けられる予定です。
もともとはオリンピック期間に合わせて開催する予定でしたが変更されたようですね!
会期:2021年6月18日(金)〜9月26日(日)
※当初は2020年7月17日(金)〜10月25日(日)の開催を予定していたが変更
会場:東京国立近代美術館
住所:東京都千代田区北の丸公園3-1
TEL:03-5777-8600(ハローダイヤル)
公式ホームページ:https://www.momat.go.jp/
なお、別の記事で隈研吾さんと坂本龍一さんが絶妙にコラボした積み木のことを記事にしております。
➡️ 夢のコラボ! 建築家「隈研吾」×「坂本龍一」デザインの積み木が話題!
サーリネンとフィンランドの美しい建築展
アアルトに続き、、フィンランドを代表するもう一人の建築家サーリネンの展示会です。
エリエル・サーリネン(1873-1950)は、フィンランドのナショナル・ロマンティシズムを代表する建築家です。
1900年パリ万博フィンランド館をゲセリウスとリンドグレンと設計し脚光を浴びたサーリネンは、共同設計事務所と生活の場としてつくられたヴィトレスクで、自然のなかの暮らしの理想を実現します。本展は渡米前のフィンランド時代の活動にスポットをあて、公共建築や都市計画から、住宅や生活のデザインまでを紹介します。
会期:2021年7月3日(土)〜9月20日(日)
会場:パナソニック汐留美術館
KAWS TOKYO FIRST
✖︎印の目のキャラクターを用いた作品で広く知られるKAWSの展示会です。
KAWSのフィギュアや限定ポスターはかなり高値で取引される商品になっているので、大注目の展示会でもありますね。
会期:2021年7月16日(土)〜2021年10月11日(月)
会場:森アーツセンターギャラリー
公式ホームページ:http://www.kaws-tokyo-first.jp
バンクシーって誰?展
そして、近年大人気のバンクシー。
今年は寺田倉庫で行われます!!
会期:2021年8月21日(土)〜2021年12月5日(日)
会場:寺田倉庫G1ビル
昨年開催されたバンクシー展の様子はこちらの記事から!
➡️ 「バンクシー展 天才か反逆者か」に行ってみた! 実際に見るのがやっぱりいい
バンクシーグッズが大人気!
➡️ バンクシー(Banksy)のオシャレでかっこいいグッズが結構ある
Chim↑Pom展(仮称)
チンポムを一躍有名にした事件は、2008年に広島の原爆ドーム上空に飛行機で「ピカッ」という文字を描き、大炎上しました。
そんな世の中を巻き込んで問題提起するアーティスト集団がついに森美術館で単独の美術展をするのですからこれはすごいニュースです!
アーティスト集団Chim↑Pomは、独創的なアイデアと卓越した行動力で、私たちの意表を突く数々のユニークなプロジェクトを手掛けてきました。作品の主題は都市、消費主義、飽食と貧困、日本社会、原爆、震災、スター像、メディア、境界、公共など多岐にわたり、現代社会の事象や諸問題に対するメッセージ性の強い作品でありながら、その多くにはユーモアや皮肉が感じられます。
2008年には広島の原爆ドーム上空に「ピカッ」という文字を飛行機で描き、2011年には東日本大震災と津波、原子力発電所事故を主題にした連作を発表するなど、核や放射能に言及する作品を発表。2017年にはメキシコと米国の国境沿いで境界をテーマにしたプロジェクトを敢行しました。さらに、東京の空きビルを舞台にした展覧会やイベント企画、公共空間としての「道」を制作するプロジェクトや、直近では、マンチェスター国際芸術祭(2019年)で、19世紀に同地で流行したコレラとビールの歴史的関係をテーマにした大型の参加型プロジェクトを発表するなど、その活動の領域はますます拡がっています。
本展は、Chim↑Pomの初期から近年までの代表作と本展のための新作を一堂に集めて紹介し、結成16周年を迎える彼らの活動の全貌を展覧会という形式で検証する世界初の試みとなります。
会期:2021年10月21日(木)〜2022年1月30日(日)
⇨本展覧会は会期未定となっています。
会場:森美術館
公式ホームページ:https://www.mori.art.museum/jp/exhibitions/chimpom/index.html
難解なチンポムを理解するには作品集を確認しておくとより楽しめるかも知れません。
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妹島和世+西沢立衛/SANAA展「環境と建築」
こちらはまだ会期が未定ですが、昨年2020年に開催予定だったのですが、コロナの影響で延期になってしまっています。
ついに会期が決まりました!!
これは建築好きにとっては必見ですね。
ToToギャラリー間は無料で誰でも鑑賞できますので、オススメです!
本展覧会は、妹島和世氏と西沢立衛氏が日本および世界各地で取り組んでいる最新プロジェクトを中心に構成したものです。
SANAAは、「環境と建築」というテーマに長年取り組んできました。「金沢21世紀美術館」(石川県、2004年)、「ROLEXラーニングセンター」(スイス、2009年)、「ルーヴル・ランス」(フランス、2012年)に代表されるように、内と外を緩やかにつなぎ回遊性を高めることで、人びとの豊かで自由な交流と、周辺地域との新たな関係の可能性を提示しています。建物が媒介となり、人びとの暮らしと環境が織り混ざりひとつの風景となる、そんな建築のあり方を実現しています。こうした活動により、妹島氏と西沢氏はプリツカー賞(2010年)など、数多くの賞を受賞しています。
本展覧会は、当ギャラリーでは2003年以来2回目の個展となります。SANAAだけでなく、妹島氏、西沢氏それぞれの事務所のプロジェクトも併せて展示することで、その後の両氏の活動の軌跡を紹介します。 常に進化をつづける妹島和世+西沢立衛/SANAAの現在進行形が見られる、貴重な機会となることでしょう。
会期:2021年10月22日(木)〜2022年3月20日(日)
会場:ToTo ギャラリー間
住所:東京都港区南青山1-24-3
公式ホームページ:https://jp.toto.com/gallerma/
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