こんにちは。ART大好きkurokoです。
六本木ヒルズの森アーツセンターギャラリーで始まった「KAWS TOKYO FIRST」に行ってきました!
入るためには、日時指定のチケットが必要なため、展示会はとっても空いてて快適!
しかし、グッズ売り場はヤバかったです。
私は、夜の18時の会でしたが、展示会に入るまでに30分並び、19時10分くらいからグッズ売り場に並びましたが、購入が終わったのは、23時過ぎだったので、まる4時間かかりました。
※並ぶ前は案内の方は2時間程度は並ぶと言われましたが、、全然長かった。。
グッズ売り場に並んだ話についてはこちらの記事をご参考に!
➡️ KAWS TOKYO FIRST グッズ売り場長蛇の列 買える商品は?定価は?
実際に購入したグッズ紹介も記事にしました。合わせてどうぞ!
➡️ KAWS TOKYO FIRST 4時間グッズ売り場に並んで買ったモノ 総額9万越え!
さてさて、この記事では、KAWS TOKYO FIRSTの展示内容を深掘りしていきます。
第一回の初回は、KAWSのスタジオと初期の広告に埋め込まれた作品を紹介しました。まだ読んでいない方はこちらのリンクからどうぞ。
第二回の今回は、KAWSが飛躍した2000年代の作品を掘り下げていきます。
そもそもKAWSとは何者なのか。最初に掘り下げます。
本名はブライアン・ドネリー
KAWSという名前に意味はなく、文字の並びと音が好きだったとのこと。
1974年 アメリカ ニュージャージー生まれ。
1990年代初めにグラフィティアーティストとして活躍。
1993-1996年 School of Visual Artsで学ぶ。
×印の目のキャラクター作品で広く知られ、NIKE、ユニクロなど様々なファッションブランドともコラボ。
かつて、ディズニー関連のジャングル・ピクチャーズというアニメーション会社で101匹ワンチャンのセル画を描いていた経験あり。
2000年代以降は、シンプソンズ、ミッキーマウス、ミシュランマン、鉄腕アトム、ピカチュー、スヌーピーなどともコラボ。
皆様のご参考になりますとうれしいです。
KAWS 初期の作品
まずはKAWS初期の作品から深掘りしていきましょう。
UNTITLED (ORANGE FENCE), 2002
この頃の作品は、前回見てきたサブバータイジングの広告をハックしたような印象が強く残っていますね。
IN THE WOODS, 2002
白雪姫とのコラボです。
今でこそキャラクターコラボは普通にやっているKAWSですが、徐々に変化していった歴史が見えてきます。
顔はちょっと怖いですが・・・笑
CHUM
CHUMはタイヤで有名なミシュランのキャラクター「ミシュランマン」とのコラボです!
そして、こちらは2008年のCHUMの作品。
後ほど出てきますが、2020年のCHUMはちょっと様子が違います。
KIMPSONS SERIES
シンプソンズを文字って作ったキンプソンズの作品です。
この作品が、KAWSのひとつのターニングポイントになったといってもいいと思いますし、キンプソンズシリーズのファンは世界中にとても多いそうです。
サーカスを舞台にキンプソンズの愉快な話が展開されているように思っちゃいますね!
少し発色系の色を使い始めてきた印象。画面がどんどん明るくなってきますね。
日本とも関連が深く、キンプソンズの作品はかつて原宿にあったベイプのお店に飾られたこともありました。
1997年にKAWSは初めて日本に来日しています。
日本に来日した際に言葉は通じなくとも、キャラクターでは言語を超えて通じると考えたそうです。
今日までの作風に大きく影響したのでしょうね。
KURF/ FATAL GROUP
キンプソンズで成功したカウズは次々とキャラクターコラボしています。
こうしてCOMPANIONっぽい顔と✖︎の目は見る人の記憶に残っていきます。
FATAL GROUP, 2004
ピカチューともコラボ!!
UNTITLED (COMPANION), 2002
UNTITLED(KAWS ASTROBOY VS PIKACHU), 2002
なんとピカチューともコラボしています!
UNTITLED (S.V.D.M), 2002
そして鉄腕アトムとも!!
CHUMは鉄腕アトムよりも強し!
若干、アトムの顔は違いますねー。
COMPANION同士のプロレスです。
2008-2009
2008年頃からは作風が大きく変わります。
今までは、キャラクターとしっかり認識できる形でしたが、これらの絵は様々な部分が切り取られ、そして再構成されています。
COURTAINS, 2008
以前の作品と比較すると、色使いがとても綺麗です。
発色するような色が多用されていますね。
PERILS, 2008
KAWSは絵を描き始めてから今までGOLDENのアクリル絵具を使っているそうです。
また、絵具を混ぜ合わせずに、原色をそのまま使っているそうです。
同じ絵具はamazonなどからも購入可能です!
GATEKEEPERS, 2009
IN THE ELEMENTS 2009
今回の展示会レビューはここまでです。
次回は、2010年代の作品を深掘りしていきます。お楽しみに!
➡️ 第三回 KAWS TOKYO FIRST -KAWS 2010年代の作品群
ちなみに私はこの後、グッズ並びに4時間かけました。
やっぱり4時間はかなりきつい。
時間ももったいないです。
定価では買いたいけれど、多少高くても並ばずに買うのがいい。。と思うほど。。
ちょっと調べてみると結構色々買えそうです。定価よりは高いですが。。
今回の記事は以上になります。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
KAWS記事の一覧
KAWS TOKYO FIRSTレビュー
✅ 第一回 KAWS TOKYO FIRST -KAWSスタジオと初期の広告作品
✅ 第二回 KAWS TOKYO FIRST -KAWS 2000年代の作品群
✅ 第三回 KAWS TOKYO FIRST -KAWS 2010年代の作品群
✅ 第四回 KAWS TOKYO FIRST -KAWS 2020年-21年の最新作はコロナの影響と未来へのメッセージが!
KAWS TOKYO FIRSTのグッズ購入
➡️ KAWS TOKYO FIRST グッズ売り場長蛇の列 買える商品は?定価は?
➡️ KAWS TOKYO FIRST 4時間グッズ売り場に並んで買ったモノ 総額9万越え!
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